きゃりーぱみゅぱみゅ(撮影:野原誠治)
 今年6月の劇場公開から、早くも10月7日にTSUTAYA限定でDVDがレンタル開始となる『スカイライン - 征服 -』。10月5日にはTSUTAYA TOKYO ROPPONGIにて、同作のレンタルと発売(11月11日)を記念したイベントが開催され、7月に世界23カ国で配信した楽曲「PONPONPON」がYouTubeで600万近く再生されるなど、“和製レディー・ガガ”として世界征服中の「きゃりーぱみゅぱみゅ」が登場した。

 青文字系ファッション誌を中心にモデルとして活躍し、原宿が生んだ新世代のカリスマとして全国の女子中高生を中心に絶大な支持を受ける彼女。この日のファションのポイントについて聞かれると「エイリアンとか宇宙を意識して、『スカイライン - 征服 -』も青がポイントだと思うので、青い光を発信してます。光も持ってます。」と説明した。

 同作については「SF映画はすごく大好きで、元々エイリアンがすごく好きなんですけど、人類を襲って食べたりするエイリアンがカッコイイなと思って、よく観たりします。今まで観たエイリアン系の映画とかだと、人間が宇宙に行ったりする感じだったんですけど、『スカイライン - 征服 -』はいきなり、ある日突然エイリアンがやって来るという感じで、すごくスリル満点だったし、観てて興奮しました。特にカップルが車に乗って、車庫から出ようと言ってアクセル踏んで、車庫から出た瞬間、急に、不意にエイリアンが出てきて車を潰して。結構、大音量で観ていたから、すごくビックリしました。あと、主人公がカップルというのが、すごく愛を感じました。」と感想を述べた。

 きゃりーぱみゅぱみゅは、同作で地球を侵略するエイリアンについて「最後までそんなにハッキリ形が分からなくて、さっき観たのと違うとか、色々なエイリアンが何体も出てきますよね。空から攻撃するのと、地上で攻撃するエイリアンとかがいて、すごくいっぱいいるなと、観てて楽しかったです。」と述べると、ここで4体のエイリアンについて、新しい名前を命名した。

タンカー(TANKER)改め、ゴリゴリゴリッキー☆
由来:☆は、つんく♂さん的なノリで常に付けてなきゃいけなくて。ゴリラ型ということで、映画の中でも一番強かったしゴツいので、最強な、すごく強そうな名前を付けました。

ドローン(DRONES)改め、カラミャルン
由来:このファッションは、ドローンからイメージした光ですね。色んな光で攻撃しているエイリアンがいたなと思って。こんなに腕的なモノがいっぱいあったら、きっと絡まるだろうなと思って。

ハイドラ(HYDRAS)改め、ピュリュリンチョ
由来:空を飛んでいて、クラゲ的なのがピュリュピュリュしてたので。カラミャルンと同類的な感じで可愛く言いました。屋上に逃げた所で、空からも攻撃されるから、この4体に囲まれたら、どこに逃げても絶体絶命なので、恐ろしかったです。

パイロット(PILOT)改め、エリ子
由来:人型と聞いて、エイリアンがもし人だったら絶対にエリ子という名前だなと思って。子は漢字な所がポイントです。エイリアン子、エリ子みたいな(笑)。多分、女子ですね。ただ、強かったですけどね。強い女子。

 4体の中で一番好きなエイリアンを聞かれると「エリ子ですかね。人型なので一番仲良くなれそうだなという。カラミャルンみたいに手がいっぱいあると怖いじゃないですか。後ろから首締められるかもしれないし、何されるか分からない。だからエリ子が一番会話とかも出来そうかなと思います。テキトーですみません。」と答えた。

参照:エイリアンの生態を徹底解剖!世界一の映像チームがつくる緻密な造形美術

 続いて、もし3日間で世界が征服されたら、どんな風に過ごすか?と聞かれると「絶対に家で立てこもってます。もう電気も消して静かにして、クローゼットかどこかに体育座りして、ずっと身を隠していますね。でも、もし勇気が出るんだったら、エイリアンにしがみついてオーストラリアに行って、ホオジロザメを見たいなと思いますね。私は好きな動物がウサギとかじゃなく、サメとかワニとかピラニアとか、人間を襲いそうな強い動物が好きなんですよ。獰猛で凶暴な生き物がすごく好きなので、エイリアンも大好きです。」と述べ、アーティストとしてカワイイだけではない一面も覗かせた。

 フィンランドやベルギーのエレクトロチャートで日本人アーティストとして最高位となる1位を記録した彼女だが、次にハートを射止めたいターゲットについては「ターゲットは世界の人々です。この前、アーティストとしても歌手活動でデビューしたんですけど、世界同時配信で『PONPONPON』という曲が世界中に発信されて、海外の方も聴いて下さっているので。是非ライブとか世界を回って、日本だけじゃなく、色々な人に、音楽と私と原宿ガールとかを知ってもらいたいなと思います。私はTwitterをやっているんですけど、全世界共通じゃないですか。海外の方から『PONPONPONを毎日聴いているよ、すごく大好き、良かったら僕の国にもライブに来てね』とか、すごく温かいメッセージをもらえて、和訳サイトに繋いで私も返事を返したりしています。ジワジワと世界征服したいなと思います。」と語ると、紅白出場への野望も見せた。

 最後に『スカイライン - 征服 -』の見所について「今まで何本も他にエイリアンの映画とかを観ているんですけど、全然新しくて、こんな4体も一気に色々なエイリアンが襲ってくることも無かったし、映像の迫力があり過ぎて、スリル満点でした。いつか私もこの4体のエイリアンに襲われたいなと思いました。楽しかったです。」と締めた。

『スカイライン - 征服 -』特集ページ - MOVIE ENTER
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