時は流れ、現代は情報化時代、しかもCG技術もある! 今回の映画では、昔の私が望んでもかなえられなかった以上の映像を目にすることが出来ると確信しています。そして、制作には職人肌で知られるSTUDIO4℃。幾度か現場に足を運び、窪岡監督をはじめスタッフの方々の仕事に対する常軌を逸するこだわりぶりを見るにつけ、「この人達、頭がおかしい(ハート)」と信頼を深める一方、あとは完成するまで誰も過労死しないことを祈るばかりです。

○監督:窪岡俊之
【コメント】「手加減をしない」「原作が求める方向に背中を押す」「リアルな中世世界を構築する」・・・これらを目標にがんばっております。スタッフの熱意もあって、なにやらすごいものが出来つつあります。乞う御期待。
【プロフィール】アニメーター・演出家。『バットマン・ゴッサムナイト』(第5話監督)、『Genius Party 上海大竜』(絵コンテ・演出)、『巌窟王』(絵コンテ・演出)、『アイドルマスター』 (キャラクター原案)等、活躍は多岐に渡る。

○脚本:大河内一楼
【コメント】世界に通用する骨太な原作だと思いました。その芯の強さ、熱さをどう間引かずに映画という枠に収めるか。難しい仕事でしたが、作品に実直な監督をはじめとするスタッフのおかげで前に進むことができました。ぜひ見ていただきたいです。劇場でお待ちしています!
【プロフィール】脚本家。主な作品に「∀ガンダム」「機動天使エンジェリックレイヤー」「あずまんが大王」「OVERMANキングゲイナー」「プラネテス」「魔法先生ネギま!」「交響詩篇エウレカセブン」「ブレイブストーリー」「コードギアス 反逆のルルーシュ」「シゴフミ」がある。

○キャラクターデザイン・総作画監督:恩田尚之
【コメント】三浦先生の絵をアニメで再構築することは大変難しく、原作を睨みつつ自分なりのアレンジも加え、どのキャラも悩みながら描きました。特にキャスカはリアル路線を採りつつも可愛らしさをいかに残すか…と、かなり苦労しました。皆さんに綺麗な絵を見ていただくため、日々頑張っています。よろしくお願いします!
【プロフィール】アニメーター。「機動戦士Ζガンダム」(作画監督)、「魔界都市新宿」(作画監督)、「GANTZ」(キャラクターデザイン・総作画監督)、「エルゴプラクシー」(キャラクターデザイン・作画監督)、「ブラスレイター」(キャラクターデザイン・総作画監督)、「いばらの王」(総作画監督)

○アニメーションディレクター:岩瀧智
【コメント】リアルなアクションを描くべく実際の西洋剣術の動きを採り入れるなど、試行錯誤の連続でした。派手なアクションはもちろん、細部まで描かれたキャラの人間らしい挙動にも注目して下さい。そしてガッツはアニメーションならではの演出も加味し、原作そのままのパワー溢れるガッツを追求しています。ご期待ください!
【プロフィール】アニメーター。「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」(メカ作画監督)、「ぱにぽにだっしゅ!」(作画監督)、「ゴーストハント」(キャラクターデザイン・総作画監督)、「とある魔術の禁書目録」(プロップデザイン・絵コンテ・作画監督)

○美術監督:竹田悠介
【コメント】原作は大変な超大作です。その原作の最も核となるエピソードの映像化のため、長い準備期間を経て映像制作に取りかかりました。今回、複数の美術監督が参加されていますので、美術的にも充実した作品になりそうです。
【プロフィール】美術監督。2005年に背景スタジオ「Bamboo」を設立。代表作として『攻殻機動隊S.A.C. SSS』『精霊の守り人』『true tears』『東のエデン』『君に届け』『.hack//Quantum』『レイトン教授と永遠の歌姫』『世紀末オカルト学院』などがある。