中国網日本語版(チャイナネット)は英BBC放送(BBC)を引用し、インド南部のアンドラ・プラデシュ州で世界最大規模のウラン鉱床が見つかったと報じた。

 初期段階の探査によると、推定埋蔵量は17.5万トンを超え、世界最大規模のウラン鉱床の1つになる可能性がある。また、この鉱床はインドの原子力エネルギーの発展に十分な原料を提供できると見られる。

 インドの原子力エネルギー庁のバネルジー主席はニューデリーで行われた記者会見で、探査作業員がアンドラ・プラデシュ州トゥマラパルの近くで大規模なウラン鉱床を見つけたと発表した。推定埋蔵量は17.5万トンを超える。

 アナリストは、この巨大ウラン鉱床の発見は、インドが原子力エネルギーの発展で直面する原料不足の問題を解決できると見ている。原子力エネルギー工業に十分な原料を提供するため、インドはオーストラリアやカザフスタン、カナダからウランを輸入することを検討している。

 バネルジー主席は記者会見で、最初の探査でトゥマラパルのウラン鉱の埋蔵量は4.9万トンだったが、その後の探査でその埋蔵量が驚くべき規模であることがわかったと発表。ここ数十年のインドのウラン探査における最大の発見になる。また、「同ウラン鉱は35キロに細長く延びる鉱脈の上にあり、商業目的の採掘に非常に適している」とバネルジー主席は明かした。(編集担当:米原裕子)

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