レアル・マドリーの守備的MF、マアマドゥ・ディアラ(29)のモナコ移籍が27日、ほぼ確実となった。フランス・フットボール誌によると、両クラブはすでに合意に達し、本人との契約交渉の詰めとメディカルチェックを残すのみとなった。

 M・ディアラは2002年から4シーズンにわたりリヨンに在籍。リーグ・アンへの復帰は4年半ぶりとなる。リヨンでは、ジュニーニョ・ペルナンブカーノ(現アル・ガラファ=カタール)、マイケル・エッシェン(現チェルシー)とともに中盤の軸として活躍、リヨン黄金時代を支えるひとりだった。

 マドリーに移った2006-07年シーズンは、カペッロ監督の下、主力として4年ぶりのタイトル奪回に貢献した。翌年も中心選手としてチームを2連覇に導いている。入れ違いでマドリーを去ったジネディーヌ・ジダン氏からは、「マケレレ放出という失敗がようやく償われた」と高い評価を受けた。

 しかし2008年に半月板の損傷などの重傷を負い、その後は第一線から退いてしまっている。過去2シーズンの出番はわずか45試合にとどまった。

 一方、モナコは現在20試合を終えて19位。リーグ・アン屈指の名門が降格の危機にあえいでいる。今月初めに、ギィ・ラコンブ監督を解任して、ローラン・バニド新監督を迎えたところだ。

 今冬の“切り札”だったアデバヨールを奪われたモナコだが、そのマドリーからM・ディアラを獲得できてまずはひと安心。リヨンとマドリーで2003年から2008年にかけて6年連続でチームにタイトルをもたらした“優勝請負人”の加入は、後半の巻き返しに向けた大きな力となる。ディアラとしても、久々に中心選手として活躍できる場を得て、健在をアピールするチャンスだ。