【がん保険特集】保険はひとつの手段=ネクスティア生命保険
インターネットを活用することで保険料の低価格化にこだわったネクスティア生命保険株式会社。今年7月から発売を開始したがん保険の開発背景にある、日本の“がん事情”について、商品企画部部長の野口俊哉氏と戦略企画部アシスタントマネージャーの中本三千香氏に話しを聞いた。
――がん罹患(りかん)の実情は? 日本のがん罹患率は2人に1人で死亡率は6人に1人というデータもある通り、がんは“万が一”ではなく“身近”な病気になっている。国立がん研究センターがん対策情報センターによると、生涯でがんに罹患する確率は男性が約53%、女性は約41%。死亡率は男性約26%、女性約16%なので不治の病ではないものの高い確率ではある。
――がんの罹患部位に傾向は? 男女ともに胃がんが多く、男性では肺がんが高い割合になっている。男性は喫煙者が多いであろう事も原因のひとつと推察できる。ただし、がんの転移によって部位が特定できない割合も多いので、予防と早期発見が重要になってくる。
――女性特有のがんの傾向は? 女性特有の部位に乳房、子宮(子宮頸、子宮体)、卵巣などがある。こういった女性特有のがんは、若年齢(〜39歳)で罹患する確率が高くなりつつあるというデータが出ているので備えは早いうちから必要。40歳以上になると大腸、胃、結腸などの内臓系の部位が増えてくるが、乳房に関しては年齢を問わずに高い確率になっている。
――がんの備えとは? 「がんは怖い」ではなく「がんになったらどうなるか」という観点でとらえることが望ましい。がんは“不治の病”という認識を抱いている人が多いが、医療技術の進歩や早期発見によって不治の病ではなくなっている。しかしながら、治療期間が長くなることも多く、家計の収入が減る可能性も考えられる。そうなると治療費はもちろん、住宅ローンなどの返済や生活費はこれまで通り必要なので経済的な負担が生じる。
また、女性の場合、治療の副作用で頭髪が薄くなったり、肌も荒れるため、人に見られたくないと考えるようになり、個室を希望する患者さんも少なくなく、差額ベッド代が必要になることもある。また、がんの部位によっては圧迫などの負荷や、手術後のリンパ浮腫によるむくみを軽減する特別な下着を購入するとなればさらに費用負担が生じる。その他にも、かつらの購入や、乳房再建手術や手術跡整形などまで考えると、経済的な負担がより膨れ上がる。
社会保険の高額療養費制度を利用しても自己負担額は年間で平均約100万円以上かかるというデータがある。これも、がんの部位によっては大きく異なり、たとえば、白血病であれば年間平均約170万円かかる。また、最先端医療技術を利用した先進医療による療養を受けた場合、先進医療部分については、高額療養費制度の対象外となる。粒子線治療を受けるとなると、年間平均約470万円と自己負担額は非常に高額だ。がんの治療が長期化した場合、この負担は数年におよぶため、経済的な負担は避けられない。がんに備えるというのは、「どういう負担が生じるか」を考えることといえる。
――経済的負担がおよぼす影響はあるか? 家族ががんになると、生活が一変すると聞く。介護や金銭面で家族や親族の協力が必要になるため、肉体的かつ精神的な負担もおわせてしまう場合がある。治療が長期化すれば、それを負い目に感じ、自ら治療を止めたいと考える患者さんもいると聞く。保険はひとつの手段とはいえ、経済的な解決方法があるのとないのでは全く違う。今は、将来がどうなるかわからない時代。老後や将来のために貯めているお金はそのままに、治療に専念していただきたい。(編集担当:小林南々穂)
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