米国労働省が発表した雇用統計(季節調整済み)によると、4月の米国失業率(軍人除く)は9.9%で、前月から0.2ポイント悪化した。雇用者数は29万人の大幅な増加となった。

 景気との連動性が高い非農業部門の雇用者数(季節調整済み)は前月比29万人増で、2カ月連続で20万人を超える増加。

 産業別に見ると、製造業関連(前月比6万5000人増)、サービス業関連(同16万6000人増)となっている。前月に続き、政府が国勢調査のために一時的な雇用を増やしている(同5万9000人増)。

09年度失業率は過去最大の悪化 3月の失業率5.0%、求人倍率は3カ月連続の改善
2011年大卒求人倍率1.28倍、昨年から0.34ポイント低下
中小企業の新卒採用、2011年はさらに厳しく

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