労務行政研究所が実施した「2010年度新入社員の初任給調査」によると、9割を超える企業が初任給を据え置いたことが分かった。

 初任給を据え置いた企業は96.6%。2年連続で9割を超えた。

 初任給水準は、大学卒20万5641円、大学院卒修士22万3384円、短大卒17万2160円、高校卒16万996円となっている。

 同調査は、東証第1部上場企業等1711社を対象に実施し、238社から回答を得た。なお、初任給は原則として時間外手当と通勤手当を除く諸手当込みの所定内賃金。

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