アタックスグループ(東京都千代田区、西浦道明代表)は、企業競争力を高め、組織で活躍・貢献できる女性社員を育成する「女性社員キャリアアップ支援プログラム」をスタートした。

 女性社員向けの教育研修で実績のある同社が、今回のプログラムでは、女性社員のキャリアステップや両立支援含めた「職場の環境整備」、「持続的成長の仕組み」構築支援や「教育研修」を企業のニーズに合わせて設計しトータルで提供する。

 北村信貴子同社執行役員は、「日本経済を支える労働力人口が確実に減少する中、女性社員の労働力に対する期待が今後益々高まる。女性社員の育成に真剣に取り組む企業こそが、生き残る」と言い切る。

 また、「女性社員の戦力化は、どの企業も十分とは言えない。思いつきで研修を受講させるのではなく、女性社員の育成に腰を据えて取り組んで頂きたい。そのためには、経営トップや管理者自らが、その重要性を理解し、自社の女性社員の成長課題を洗い出すことから始めて欲しい」と話す。

 女性社員に対しては、「自ら主体的に学ぶ習慣を身につけ、成長の機会を活かして欲しい。いきいきと活躍できる女性社員を一人でも多く育成することが私たちの使命」と続けた。

 同社では、支援プログラムを今年度中に10社導入することを目標としている。

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