Mayuhimeさん
 100年に1度の不況と呼ばれるこの頃、“資産運用”に興味を持つ方も多いのではないでしょうか? とはいえ、女子にとって投資は「失敗するのが恐い」「難しそう」等なかなか手を出せないのが現状ですよね。今回は、“FXママ”として活躍中のMayuhimeさんに、FXを始めたきっかけ、お仕事ガールでも出来るFXのコツなど色々なお話を伺いました。

――まず最初に、FXをはじめたきっかけを教えてください。

Mayuhime:私は外でバリバリ働くのが好きで、夜中になるまで仕事ばかりしていました。でも、妊娠をした時に切迫流産の恐れがあるから「家事もしないで、静かにしていてください」とお医者さんに言われて、ずっと寝ているだけの日々が続いたんですね。最初は、何もしなく良いなんて天国だ〜って幸せを感じていたんですけど、だんだん1日が長く感じて、辛くなってきました。

――時間がたっぷりあった事がはじめるきっかけに?

Mayuhime:そうですね。最初はFXに恐いイメージを持っていて、でも知人に「僕の友達なんてFXで家建てたよ」という話を聞いて驚いて。もともと使用していないだけで口座は持っていたので、それを利用してみようと考えました。

――最初は損をしてしまったそうですね。

Mayuhime:とりあえず本を一通り読んで、FXといっても「売りか買い」の二択だから、そんなに難しくは無いんじゃないかと思い、ドル円、カナダ円、オーストラリア円ではじめたんですよ。100万円から初めて、一日で2万くらいマイナスとか、少しずつマイナスになっていたのですが、"レバレッジが低い=安全"というイメージがあって、マイナスになってもそのまま毎日を過ごしていました。

マイナス10万、20万までいくとお手上げ状態で、やっと損切りをして…。マイナスは2万、3万と行くのに、プラスは8千円程度という状況が続いていました。マイナスの時は万単位まで待てるのに、プラスの時は1万円まで待てないんですよね。

――痛い体験をしてしまったわけですが、その後再びチャレンジしようと思ったのはどういう思いからですか?

Mayuhime:身近に家を建てた人がいるのに、このまま引き下がるのは悔しいと思いました。マイナスになってしまう原因が必ずどこかにあるから、それを見つけてからもう一度やろうと一念発起しました。

――本などで勉強を?

Mayuhime:本も読みました。でも、本で紹介されているケースは、終わった物ですから、一番大事なのは今起こっていることをすべてリアルタイムで追うことだと思ったんですね。それで、妊娠をして家にいる時でしたから、とにかくたくさんの時間パソコンの画面を見ていました。お行儀悪いけど、ご飯も布団の上でチャート見ながらとか(笑)。1日、少なくても12時間、多い時は20時間見続けていました。

――とにかく時間をかけることで、コツをつかんでいったのですね。

Mayuhime:それで、同じ形でもチャートの形成の過程って違うんだなって気付き始めて、その頃から大負けをしなくなりましたね。後は、損切りが大事ですね。負ける原因っていうのは結局損切りできないから。マイナスになりはじめたらさっと切り上げないといけないなって気付いて。いやだけど、すぐストップをいれるように。