怪我でリーガ次節の対アスレティック・ビルバオ戦の招集メンバーから外れる可能性が高くなったイブラヒモビッチ。期待通りゴールを量産し、中盤の選手とのコンビネーションプレー、仲間のゴールをお膳立てするアシストなどここまではしっかりと活躍しているが、イブラヒモビッチの代理人から驚きのコメントが飛び出した。

 代理人を務めるミノ・ライオラ氏によるとイブラヒモビッチはイタリアに戻る可能性もあるとして、「イブラは何年も同じクラブでプレーし、引退までそこで過ごすといったタイプの選手ではない。もちろん、バルサの後にイタリアへ戻る可能性もある」と語った。現時点でイブラヒモビッチがバルサで選手生活の終止符を打つかどうかは分からないが、入団間もないこの時期に、代理人による発言なだけに驚きだ。

 バルサはこれから、CL対インテル戦、R・マドリーとのクラシコ、クラブW杯と大事な試合が続く。ここでイブラヒモビッチがチームを引っ張る大活躍を見せれば、多くの人がバルサで彼は成功できると確信することだろう。そういう意味でもこの12月をイブラヒモビッチ個人がどう乗り切るかも重要なポイントとなる。イブラヒモビッチが活躍し、ゴールを決め続ければチームの勝利にもつながる。しっかりバルサに定着するためにもここでアピールしておきたいところだろう。

(スペイン通信)