ペドロの勢いが止まらない。対マジョルカ戦で今シーズン2度目となる2ゴールを叩き込んだバルサのペドロは公式戦のゴール数を8まで伸ばした。少ないチャンスながら出場した試合ではしっかりと結果を残すペドロは、すでにイブラヒモビッチのゴール数と並び、チーム得点王のメッシ(10ゴール)まであと2ゴールに迫る勢いだ。

 イブラヒモビッチがリーガで7ゴール、CLで1ゴールなのに対してペドロは、リーガで3ゴール、国王杯で2ゴール、CL、スペイン・スーパー杯、ヨーロッパ・スーパー杯でそれぞれ1ゴールずつとバランス良く全ての大会でゴールを奪っている。もし、来月のクラブW杯でゴールを決めると6大会で得点するという歴史的快挙となる。

 対マジョルカ戦の後半、メッシと交代したペドロに対してバルササポーターはスタンディングオベーションで祝福。試合後ペドロは、「サポーターには感謝している。あの拍手でさらに喜びが増した」と語っている。1ゴール目は、イブラヒモビッチのトリッキーなスルーパスからうまれたが、「イブラのパスからゴールがうまれた。彼はみんなが得点できるようなアシストを出してくれる」と称賛している。ペドロは試合を重ねる毎に成長を続けている。

(スペイン通信)