スペイン代表のキャプテン、イケル・カシージャスが代表70勝目を達成した。スビサレタが126試合で達成した70勝をカシージャスは99試合で達成している。対ボスニア代表戦で先発出場したカシージャスは、試合終了間際に2得点を許したが、5ゴールを奪っていたスペイン代表が10戦10勝でW杯予選を終えた。

 代表勝利数ではカシージャスとスビサレタに続き、ラウルが102試合で65勝、チャビが81試合で60勝と続く。あと1試合出場すると代表キャップ数100に達成するカシージャスはまだ28歳。まだまだ代表での勝利数を伸ばせそうだ。

 カシージャスは、「何試合に出場したかとかは考えずに代表での試合を楽しんでいるよ。いつも最後の試合になるかもしれないって考えているんだ。最初なんて5試合出られるかどうかって考えていたほどだよ」と100試合出場を前にこのように語っている。ボスニア代表戦も好セーブを連発しチームを救ったカシージャス。W杯でも守護神カシージャスのセーブがスペイン代表優勝の鍵となりそうだ。

(スペイン通信)