ヨーロッパ・スーパーカップ獲得後、バルセロナには戻らず、モナコからアルゼンチンに戻ったレオ・メッシ。もちろんクラブの許可は得ており、2010年ワールドカップ南アフリカ大会・南米予選に集中するためだ。

 アルゼンチンは現在、勝ち点22で自動的に出場権の得られる4位につけているが、5位エクアドルとの勝ち点差はわずか2ポイントと苦戦中。そのアルゼンチンは、9月5日にホームでのブラジル戦、そして9日にアウェイでのパラグアイ戦を控えている。4位以内確定を目指すアルゼンチンにとって負けられない2連戦だ。

「ブラジルに勝って、予選突破が出来れば、今年最高の喜びだね。今年はいろんなことがうまくいったし、良い締めくくりのためには勝つことだよ。ブラジル戦はとても厳しい試合になるだろうが、僕らは自分たちのことに集中し、僕らのフットボールをしなくちゃいけない」と宿敵との対戦を前に、そう意気込みを語るメッシ。

 ブラジル戦、パラグアイ戦を含め残り4試合となった南米予選。万全のコンディションで臨むため、リーガ開幕戦を回避したメッシが、母国の勝利のために、バルサ同様アルゼンチン代表でもチームの攻撃を引っ張る。

(スペイン通信)