R・マドリー行きが噂されているシャビ・アロンソに対し、リバプールのベニテス監督は、直接本人と話しをし、残留を勧めていたことが明らかになった。記者会見でベニテス監督は、「本人とは話をした。サポーターの望みを聞くように伝えた。彼らはシャビ・アロンソを愛している」と語り、チーム残留に強い期待を示した。

　さらに、「たぶん、お前は残留を選ぶべきだと思うよ」とも伝えたと言うベニテス監督。「本当に素晴らしい選手だし、残留が決まれば感謝してもしきれないほど」と付け加えた。選手達も気持ちは同じで、「全ての仲間が残留を願っている。みんなで彼を説得できればそれは最高だね」とも語っている。

　今のところR・マドリーは選手放出に頭を悩ませているため、すぐの移籍とはなりそうにないが、R・マドリーが必要としている選手であることは確か。シャビ・アロンソはR・マドリーを選ぶのか、それともリバプール残留を選ぶのかあとは本人の気持ち次第。この移籍劇にはどんな結末が待っているのだろうか。

（スペイン通信）