USBケーブルを装い、キーボードの動きを盗むキット

Charlie Sorrel

質問: 左側のUSBケーブルと、右側のUSBケーブルの違いは何だろう?

答え: 右のUSBケーブルでキーボードとコンピュータをつなぐと、あらゆるキーの動きを無線で送信する――秘密パスワードであれ、アダルトURLであれ。

このUSBケーブルは、実は円筒の部分に電子機器が組み込まれている。ポーランドKeelog社の製品で、キット形態で販売されているものだ。同社では、USBおよびPS/2のキーボード向けのキーロガー装置も販売する予定という。

このキーロガー装置の利点は、被害者のマシンに何も設置する必要がないということだ。ソフトウェアでは検出されないし、インストールするためのハッキングの必要もない。確かに、接続するためにはマシンに物理的に接触しなくてはならないが、それさえできればあとは簡単だ。くつろいで、受信機を自分のマシンに接続する。すると、文字や数字がリアルタイムでスクリーンに表示されるのを眺めることができる。

最大範囲は50メートルということだが、壁など現実世界の障害物が関わってくるので、20メートル程度を想定しておけばいいだろう。

自作キットなので、はんだ付けだけでなく、チップへのファームウェアのアップロード、そしてもちろん、本物らしく見えるようケーブルを作成することも必要だ。価格は40ドルだが、禁固刑が付いてくる可能性もある。

製品ページ

WIRED NEWS 原文(English)

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