バルデベバス練習場で行われたペジェグリーニ監督の初記者会見。入団選手発表が重なる中、退団する選手がほとんどまだいない状態で、来シーズンのチーム編成がこれからの課題となっているが、オランダ人選手全員が退団する可能性をペジェグリーニ監督は否定した。

　ペジェグリーニ監督が残留を望んだのがスナイデルだ。「R・マドリーの中でも本当に良い選手の一人だ。組織として戦うには必要な選手で、彼が残留できるようにしたい」とペジェグリーニ監督は語った。ドレンテ、ファン・デル・ファールト、ファン・ニステルローイの退団は濃厚と見られている中、昨シーズン、サイドアタッカーとして大活躍したロッベンの動向も気になる所だ。

　もちろん、リベリーを最終的に獲得できればロッベンも退団という道を選ぶことになるだろう。「まだ改善しなくてはいけない部分がたくさんある。来る選手によって退団する選手も決まることになるが、オランダ人選手全員が退団するとは言っていない。早くチーム編成をしたいし、選手の選択を間違えたくはない」とペジェグリーニ監督は語る。オランダ色が強かったここ最近のR・マドリー。ペジェグリーニ監督就任でオランダ人選手は何人残るのだろうか。

（スペイン通信）