希少動物「オオワシ」

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乱獲や環境破壊など、様々な問題で地球上から姿を消しつつある希少動物たち。その一部は保護され、動物園などで目にすることもできるが、中にはすでに見ることすら難しい種も多い。

ここで紹介するペーパークラフトであれば、そんな貴重な希少動物を、インターネットを介して自分の手で生み出すことができる。

■リアルなペーパークラフトが無料!

前回と同様に今回紹介するペーパークラフトも、ヤマハ発動機が同社サイトにて一般向けに公開している作品で、インターネット上から無料で入手することができる。すべての作品は、フリーのペーパークラフトデザイナー 向山信孝氏が企画・制作を担当したものだ。公開されているモデルはすべて無料だが、どれも精密でリアルな作品で芸術性の高さも見逃せない。
ペーパークラフトを作るテクニックを紹介したページヤマハ発動機の「ペーパークラフト」のページ
ペーパークラフトを作るテクニックを紹介したページヤマハ発動機の「ペーパークラフト」のページ

今回制作する「オオワシ」は、ヤマハ発動機の[ホーム]-[エンターテイメント]-[ペーパークラフト]の「世界の希少動物」カテゴリから展開図と組立説明書をダウンロードできる。モデルデータをプリンターで印刷すれば、組み立て前の展開図(パーツシート)が入手できる仕組みだ。

大きな翼と鋭い尾クチバシが特徴の「オオワシ」は、日本最大の猛禽類で、絶滅のおそれのある野生生物に関するデータ集「レッドリスト」に絶滅危惧種として登録されている。日本とロシアを行き来する渡り鳥でもあり、日本では冬季に北海道東部を中心に飛来する。

■精密で勇壮なオオワシを作ってみよう。

前回に紹介した「カブトムシ」「クワガタムシ」と同様に説明書を見ながらの組立だが、説明書は前回の2倍を超える7枚、パーツ総数はおよそ5倍の16枚だ。作業工程が多くなったぶん、組立には時間が掛かるが、時間を掛けるだけの価値があるクオリティを持った作品だ。今回印刷には、インクジェット専用の"ペーパークラフト専用紙"の厚手タイプで光沢なしの紙を使用した。工具は、ハサミ、デザイナーカッター、ホッチキスのリムーバー(折り目をつけるのに使用)、ノリ、ドライバー。
オオワシの展開図製作に使用した工具
オオワシの展開図製作に使用した工具

すべてのパーツを切り抜いたら、組立の作業に入ろう。組立は、実線が山折り、破線は谷折り、白線は切り込みを入れるようになっているが、新たなマークが加わっている。×マークは、折り曲げおよび切り込みを入れてはいけない場所、*マークは切り抜く場所、赤丸が接着面の基準となる印。くちばし、頭、胴体、足、羽根のパーツをそれぞれ組み立てたら、それらをひとつに合体させよう。
折り込んで丸みをつけたパーツ希少動物「オオワシ」の完成!
折り込んで丸みをつけたパーツ希少動物「オオワシ」の完成!

山折りは、線にそって先のとがったもの(シャープペンシルやマイナスドライバなど)で軽くなぞっておくと折りやすくなる。胴体や前足、台座などの丸みがある部分は、ドライバーなどを使って、あらかじめ丸みをつけておくと良いだろう。羽根は、複雑なかたちをしているので、デザイナーカッターを使って、丁寧に切り抜こう。また、組み立てる際は接着剤をつけすぎると、紙にシワができてしまうので注意してほしい。説明書では、接着剤は乳白色の木工用ボンドをすすめているが、両面テープを使用すると、接着面の厚みが若干増すものの、接着が確実で手を汚さずに済む。

■オオワシで遊んでみよう

早速、制作した「オオワシ」で遊んでみよう。カラー印刷なので、完成した「オオワシ」は見た目も美しく、小さいながらも迫力が感じられる。光沢なしのペーパークラフト用紙を使用したことで、より自然に仕上がったようだ。
木の枝にとまっている「オオワシ」「オオワシ」がこちらを見ている
木の枝にとまっている「オオワシ」「オオワシ」がこちらを見ている

今回の作品である「オオワシ」と、前回の作品の「カブトムシ」と「クワガタ」を比べてみよう。「オオワシ」の精密さがよくわかる。
よく見ると、「オオワシ」の視線は「カブトムシ」と「クワガタ」「オオワシ」の精密さがよくわかる
よく見ると、「オオワシ」の視線は「カブトムシ」と「クワガタ」「オオワシ」の精密さがよくわかる

「オオワシ」は、初級編の「カブトムシ」と「クワガタ」に比べると部品点数も多いが、完成品には野生のワシを彷彿させる迫力がある。データには「オオワシ」を飾るための台座まで用意されており、書斎の机に飾っておくにもできるので、大人も満足できる作品といえるだろう。

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向山信孝氏ホームページ 「向山空間」
クラフトモデル「世界の希少動物」
ヤマハ発動機編集部:関口哲司
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