ヤクルト相手に投打で奮闘した巨人・小笠原慎之介

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 巨人が27日のヤクルト戦(東京ドーム)に11-0で快勝。先発した小笠原慎之介投手(28)は5回無失点&2点適時二塁打と「二刀流」の活躍で存在感を発揮した。

 本拠地に快音が響いた。4点リードで迎えた4回二死二、三塁で打席を迎えた9番・小笠原は同性の大先輩・小笠原道大氏(巨人、中日OB)を模した〝侍フォーム〟で右中間を切り裂く2点適時打を放ち、相手先発・高橋をマウンドから引きずり下ろすことに成功。

 打席で自らを援護する最高の一打を放った小笠原は、「本職」の投手としても初回から要所を締める投球。「いろいろな方たちに助けられて。いい投球ができました」と5回78球を投じて4安打無失点とゲームメークした。

 投打で活躍を見せた小笠原は「自分のやるべきことだけを意識してやってました。もうストライクを投げて、いいボールを投げてっていうぐらいですかね」と振り返ると「(打線に)点を取ってらった後もいいテンポで投げられましたし。得点後に失点するケースというのは投手は多いので、そこだけはしっかり注意深く投げました」とマウンド上での意識を明かした。

 自身の中日在籍時には二軍監督も務めていた小笠原氏をまねた打撃フォームも板についてきた。バットを立たせて鋭いスイングを叩き込むスタイルでこの日も長打を放ったが「(来季からDH制導入のため)バッティングは今年最後なので。(打てたのは)たまたまなんで。本職じゃないのであんまり言及できないです」と照れ笑い。

 それでも「あの時(中日時代)は『小笠原』が3人いたので。(小笠原)孝さん(現ソフトバンク二軍投手チーフコーチ)もいましたし。活躍されているお二方なので、僕も必死になんとか活躍できるようにとは思っていました」と、当時抱いていた秘かな思いも告白した。