ブラジル代表を指揮するアンチェロッティ photo/Getty Images

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強いブラジル代表は戻ってくるだろうか。ネイマール世代でのW杯制覇という目標は叶わず、2026W杯でもベスト16でノルウェー代表に敗れて苦い思いをすることになった。

名将カルロ・アンチェロッティの下で2030W杯へ立て直していくことになるが、アンチェロッティの手腕だけでチームを変えるのは難しいだろう。ブラジル全体が長期的な視点で強化へ乗り出す必要がある。

仏『Foot Mercato』は、セレソンの立ち位置がブラジル国内で微妙なものになっていると現状を分析している。

「代表は魅力を失いつつあり、成績からサポーターの間でも人気は低迷している。数年前までブラジルはテクニックに優れたタレントで溢れていたが、今ではネイマール世代がその最後だ。若い選手たちはより良いサラリー、ビッグクラブでの知名度を求め、ますます早くブラジルを離れて欧州へ向かうようになっている。しかし、結果的に出場機会が減る場合もある。またグローバル化に伴い、ブラジルらしい文化は薄れている」

レアル・マドリードへ移籍したFWエンドリック、チェルシーへ移籍したFWエステバン・ウィリアンといった選手はその代表例で、彼らはビッグクラブで伸び悩んでいるところがある。

ブラジルサッカー界もリーグの環境変化には取り組んでいて、来季より外国人選手の登録数には制限がかかる予定だ。2013年から段階的に増え、現在では1チーム9人まで外国人選手を登録出来るようになっているが、これをまずは来季8人へ。そして2030年へ5人にまで減らす。

各クラブで若手の成長を促したい考えだが、ブラジルはまたテクニックで世界を圧倒するような集団へ戻るだろうか。