投資家外科医のDr.ゆうま氏が自身のYouTubeチャンネルで「【今含み損でも売らないで!!】売らない方が良い理由を解説!!」を公開した。動画では、相場が停滞し含み損を抱えて不安になっている投資家に向けて、「絶対に売るな」という強いメッセージとともに、その科学的・歴史的な根拠を解説している。

Dr.ゆうま氏は、最近の相場が明確な方向性のないレンジ相場であり、メンタルが削られて株を手放したくなる投資家が多いと指摘。しかし、ここで売却することは「投資の世界で最もやってはいけない行動の一つ」だと断じ、その理由を3つの視点から説明した。

1つ目の理由は「脳が仕掛ける罠」だ。行動経済学のプロスペクト理論を挙げ、人間は利益を得る喜びよりも、損失による痛みを約2~2.5倍強く感じる性質があると説明。「今あなたが売りたいと思っているその衝動は、投資家としての冷静な判断ではなく、人間の生存本能のようなもの」と語り、脳のバグに騙されて底値で売ってしまう危険性を警告した。

2つ目の理由は「稲妻の輝く瞬間に居合わせろ」という、チャールズ・エリスの著書『敗者のゲーム』からの教訓だ。過去36年間のS&P500のデータを示しつつ、たったベスト10日の上昇日を逃すだけでリターンが11.4%から9.2%に激減することを解説。「相場が停滞している今だからこそ、ボードから降りてはいけない」と、市場に居続ける重要性を訴えた。

3つ目の理由は「有名投資家の言葉」である。ウォーレン・バフェットの「株式市場はせっかちな人から忍耐強い人へ富を移管するシステムである」という名言を引き合いに出し、売却するということは忍耐強い投資家に自ら富をプレゼントしているようなものだと指摘。さらにピーター・リンチの言葉も紹介し、「企業の本質的な価値が悪化していないのであれば、株価の下落は売る理由にはならない」と解説した。

最後にDr.ゆうま氏は、「含み損はまだ損ではない」と強調。売却ボタンを押した瞬間に初めて取り返しのつかない「実現損」になると語り、投資の目的である5年後、10年後の豊かな資産構築を思い出すよう視聴者に呼びかけた。一時的な相場の変動に一喜一憂せず、日々の生活を楽しみながら長期的な視点を持つことこそが、最も確実で賢い投資戦略であると動画を締めくくった。

チャンネル情報

毎週木曜・日曜 朝7時に投稿 レバレッジ投資 × 外科医 、最高資産額は9000万円超! このチャンネルでは、30代前半の外科医がリアルな投資成績やコツについて発信しています。 「リスクを取る投資」「防御力も高めつつ精神的に安定する投資」 普段からこれらを意識しているからこそ話せる、等身大のストーリーをお届けします。