プレミア初挑戦で刺激的な日々を過ごしている。北中米W杯後にセルティックからプレミアリーグのイプスウィッチに移籍した日本代表FW前田大然は開幕から3試合連続で先発出場。マンチェスター・ユナイテッドやリバプールと対戦し、直近の2試合も途中出場と、開幕から全5試合でピッチに立っている。

「今までに経験したことのない強度の中でやっている。まずは慣れることが大事」と話す前田だが、「だれもが知っているようなチームと毎試合できるのは選手として幸せだし、試合中はきついけど、そういうチームとやれる楽しさがある」と充実感を漂わせた。

 プレミアリーグでのプレーを目指し、28歳でその夢を叶えた。「(プレミアリーグに移籍して)自分が変わっているかは分からない。それはシーズンが終わって感じること。(プレミアリーグに)行きたいと言ってきた中での移籍になったので、まずは楽しみたいし、今は代表に集中したい」。

 北中米W杯では3試合に先発出場。グループリーグ最終戦のスウェーデン戦では2大会連続となるゴールも決めた。どんな状況でも「大舞台では絶対に大事な存在になる」と声をかけ続けてくれた森保一監督は来年1~2月のアジア杯までの続投が決定。その後は大岩剛監督にバトンタッチする。

「どんどん新しい選手が来て、それも日本代表が強くなっていくためには必要なこと。経験ある選手が教えることも大事だと思う」。ベテランとしての自覚も口にする前田は「アジア杯とかW杯とか関係なく、まずは目の前の試合に集中したい」と、目前に迫った第3次森保ジャパン初陣に視線を向けた。

(取材・文 西山紘平)