ベトナム女子バレーボール代表も“送迎トラブル”に直面 試合当日朝にバスが大幅に遅れる「試合に臨む精神状態にも少なからず影響を与えた」

ベトナム代表の監督は「車両が到着した時には、すでに予定より1時間15分も遅れていた」と語ったという(C)Getty Images
愛知・名古屋アジア大会では、連日のように大会運営上のトラブルが報じられている。9月21日には、バレーボール女子ベトナム代表チームをめぐり、試合当日での送迎車両の遅れがあったようだ。
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ベトナム紙『Tuổi Trẻ(トゥオイチェー)』によると、21日に5~8位決定戦でインドネシアと対戦する予定だったベトナムチームが、試合会場の岡崎中央総合公園体育館へ向かう際、「朝、出発予定時刻になっても、大会組織委員会が用意するはずの送迎車両が迎えに来ず、チーム全体が困惑する事態となった」などと伝えている。
試合会場は宿舎から約50~70キロ先に位置し、当初の試合開始予定時刻は午後1時だった。このハプニングについて、ベトナム代表のグエン・トゥアン・キエット監督が同メディアの取材に対し、以下のようにコメントしている。
「私たちは予定通り出発できるよう準備を整えていた。しかし、移動するための車が来なかった。車両が到着した時には、すでに予定より1時間15分も遅れていた」
この遅れの影響から試合は午後1時30分に開始されており、ベトナムはインドネシアに0-3で敗戦。ベトナムオンラインニュースメディア『SOHA』でも、この日の一連の出来事や、チームの様子などをレポートしている。
同メディアは、「ベトナムチームは、迎えの車が到着するまで約1時間余り待たなければならず、試合前のウォーミングアップや準備にも影響が及んだ」と伝えるとともに、「このトラブルは、選手たちの心理状態や試合に臨む士気にも少なからず響いた」と指摘する。
また、その一方では、「しかし、この日のベトナムの主な敗因はチームの戦力面にあった」とも主張。今大会では複数の主力プレーヤーを欠き、選手層の薄さが露呈した結果であると分析。若手選手を起用して臨んでいるものの、「主力選手の不在を補えるだけの戦力が揃っていなかった」との見方を示している。
敗戦そのものは戦力面での課題が大きかったとはいえ、試合前の準備にも影響を及ぼしている今回の送迎トラブル。選手が万全の状態で競技に臨むためにも、大会側には安定した運営体制が求められる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]

