アジア大会組織委、続出する宿泊・食事サービスへの不満に真っ向から反論「選手団から提出された書類に不備」「AINAGOCが提供したものではない」
愛知・名古屋アジア競技大会組織委員会(AINAGOC)は22日、大会サイトで「第20回アジア競技大会における選手団向け宿泊・食事提供サービスに関する一部報道について」というタイトルでの声明を発表した。開幕に伴い各国・地域の選手団に対する宿泊施設、食事提供サービスに関する報道について反論した。
AINAGOCは、16日に一部選手団がクルーズ船に乗船する際、混乱を訴えるメッセージをSNSなどに投稿したことを把握。組織委側の宿泊管理システムの不備とした報道に対して「乗船の遅延や混乱の主な原因は、一部の選手団から提出された書類に不備があり、その問題の解消に時間を要したことだと認識しています」とした。クルーズ船の運営は、業務委託先のコスタクルーズ、JTBと連携し適切に対応していると強調した。
また、テックボールの競技会場では、タイの選手団が食事サービスについて不満を打ち明ける様子がタイメディアなどで紹介された。チーム関係社が動画内で「ご飯は、白いご飯しか食べられない。毎日野菜ばかり食べている。しかも、野菜を2種類食べようとしてもダメ。1種類しか選べない」などと話している様子が紹介されているが、組織委は「これらの飲食物は、AINAGOCが提供したものではありません」とした。各オリンピック委員会からの要望などにも対応しているとした上で「各宿泊施設において、競技種目や競技日程、トレーニング計画などを考慮した食事提供体制を整えています」と説明した。
19日に開幕したアジア大会では、宿泊施設や食事、移動手段などの面で選手、関係者から様々な不満があがっている。組織委は「AINAGOCは、選手団から寄せられる声に真摯(しんし)に耳を傾け、関係する委託事業者や団体と協力しながら、既存の宿泊・食事提供体制を着実に運営するとともに、必要な改善を実施してまいります。そして、すべての選手団が安心して大会に参加できるよう努めてまいります」とした。
