毒親問題専門カウンセラーの木村裕子氏が、自身のYouTubeチャンネルにて「【心理学】他人の顔色を伺って疲れる原因に親は関係する…?すぐ「自分が悪い」と感じる心の誤作動を消すセルフカウンセリング。」と題した動画を公開した。動画では、他人の不機嫌をすぐに「自分のせい」と感じてしまう原因と、その解決法であるセルフカウンセリングの手法について解説している。

冒頭で木村氏は、職場で上司がため息をついたり、家族の機嫌が悪いだけで「私が何かした?」と苦しんでしまうという40代女性からの相談を紹介。女性の母親は「あなたのせいで疲れた」とよく口にしていたという。木村氏は「あなたの親はズブズブの毒親!」と断言し、子どもの頃に親の機嫌の責任を取らされる子育てを受けたため、その対応を周囲の人間にも無意識に行ってしまっていると指摘した。

木村氏は、「私が悪い」と思ってしまう原因を4つに分類して解説する。1つ目は「親の感情と自分の責任がセットになっている」こと。親が疲れたり怒ったりしている理由を子どものせいにすることで、本来負うべきではない責任を押し付けられてきたと語る。2つ目は「先に謝ることで危険を避けてきた」こと。事情を説明しても聞き入れられず、謝ったほうが早いと学習した結果である。3つ目は「自分の感覚より相手の表情を信じてきた」こと。親の言うことを絶対視し、自分の判断を無意識に取り消してしまう状態だという。そして4つ目は「自分を責めることで解決したと間違った対処をやっている」こと。自己犠牲を払い、相手の機嫌を取ることで丸く収めようとする生き方に強い言葉で警鐘を鳴らした。

解決策として、木村氏は「事実と創造の仕分けワーク」を提案する。最近「私が悪い?」と感じた出来事を一つ挙げ、その時に実際に自分が相手に何をしたかを冷静に思い返すというものだ。何もしていないのであれば、「相手の機嫌は相手のもの」と認識し、自分の責任と相手の責任の間に境界線を引くことが重要だと説明している。このワークを続けることで自責の念から解放され、自分を大切にする生き方ができるようになると結論付けた。幼少期の刷り込みによる心の誤作動に気づき、自分自身の人生を取り戻すための具体的な一歩が学べる内容となっている。

チャンネル情報

株式会社Selmina代表。相談実績2000人以上、虐待・ネグレクト育ちの心理カウンセラー。 心理学を使ったセルフカウンセリングでこころの傷を治す「木村式セルフ解毒法」を確立。 3か月で2歳から人生をやり直して毒親問題をセルフ解決できる「解毒塾」を経営。 YouTubeでは動画を見ながら一緒に実践できるワークを配信中!