YouTubeチャンネル「生活に役立つメンタルヘルス」が、「【子供の未来を奪う】親子の共依存関係」と題した動画を公開した。動画では、精神科医や臨床心理士らが、親の世話を焼きすぎてしまう「共依存」の恐ろしさと、その関係性に陥っている人の5つのサインについて解説している。

冒頭で、「自分の幸せよりも親の幸せを優先していませんか?」と問いかける。親孝行は大切だが、わがままな親の世話を自動的に焼いてしまう状態は、心理学において「共依存」と呼ばれると説明。「いつまでも親に心を束縛されている」状態であり、子供は一生幸せをつかめず、親のわがままも変わらないという悪循環に陥ってしまうと指摘した。

さらに、親と共依存関係にある人の「5つのサイン」を紹介。1つ目は「親をほっておけない」。親のために自分の結婚を諦めたり、自立のタイミングを逃し、心の安定が親の機嫌と繋がってしまう状態だ。2つ目は「親に逆らうと罪悪感で苦しい」。親と距離を置くことを「見捨てること」と捉え、強い罪悪感や不安に苛まれる。3つ目は「空虚で自分がない」。進路や結婚などの大きな選択においても、親の顔色をうかがい、「自分が何をしたいのか分からない」空虚な状態に陥るという。

4つ目のサインは「人の世話をして虚しさを紛らわす」。親子の共依存関係は他の対人関係にも連鎖し、理不尽なパートナーに尽くすことで心の満足を得ようとする傾向がある。そして5つ目は「人付き合いが狭い」。親の独特な価値観に染まっているため、それに共感できない人とは距離を置き、人間関係が極端に狭くなることが挙げられた。

終盤では、こうした共依存関係から抜け出すための方法について言及。すぐに縁を切るのではなく、親からの理不尽な要求に対して「できない」と断ったり、一時的に連絡を絶つなど、少しずつ距離を置く努力が必要だと語る。「距離を取ることは、親を見捨てることではなく、健全な関係を築き直すための大切な第一歩」と結論付け、自分の人生を生きることの重要性を強調した。

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