ネパール土石流、複数の水力発電所のトンネル内に120人閉じ込めか…軍「希望はまだ消えていない」
【カトマンズ=米山理紗】ネパールと中国の国境地帯で発生した土石流で、地元紙カトマンズ・ポストなどは7日、ネパール軍の見解として、被災地に点在する複数の水力発電所のトンネル内に約120人が閉じ込められている可能性があると報じた。
発電所では複数の生存者が発見されており、当局は捜索を急いでいる。
土石流では流域の10か所以上の発電所が被災したが、発生から10日目となる4日には中部ラスワ郡の発電所で男性2人が、翌5日には同郡の別の発電所で男性1人が救出された。同紙などによると、発電所関連の行方不明者は約900人で、トンネル内にいるとみられる約120人以外は当時、別の場所で作業していた可能性があるという。
ネパール軍は「希望はまだ消えていない」として、7日時点で、少なくとも5か所の発電所で外国人技術者らと捜索を続けている。土石流の死者はネパールと中国で合わせて約1400人となり、5500人以上が行方不明となっている。
