現役バンドマンである平井拓郎氏が自身のYouTubeチャンネルで「【誰も言わない】音楽プロデューサーの9割は不要?1000万溶かしたメジャーの罠【知らないと損】」を公開した。動画では、実態が見えにくい音楽プロデューサーの役割や、多額の予算が動くメジャーデビューの裏側について、自身の経験を交えながら赤裸々に語っている。

平井氏はまず、音楽プロデューサーの役割について「マクドナルドのソース係」のようなものだと独特の表現で説明。人によって得意分野が異なり、サウンドメイクに特化する人、ボーカルディレクションを行う人、カウンターメロディなどのアイデアを出す人など、千差万別であると語る。中には、現場のモチベーションを上げる「レク係」や「放送作家」のような立ち位置のプロデューサーも存在するという。

一方で、メジャーデビューに向けた大規模なプロジェクトでは、多額の予算とともに外部のプロデューサーがアサインされることがあると指摘。しかし、すでにバンド内でアレンジが完成している場合、プロデューサーと共通言語を持てず「歪みが生まれる」ケースがあると明かした。過去には、タイアップのコンペに落ちたにもかかわらずプロジェクトが進行し、ミュージックビデオの監督が失踪して「謎のアー写だけ残る」という悲惨なエピソードも披露。「1000万円くらいなんて、ちゃっちい金だぜ」という業界の過信によって、プロジェクトが破綻する危険性を訴えた。

平井氏は、不必要なプロデュースに対しては「止める方がいい」と断言。バンドの規模や状況を見極め、時には勇気を持って大人たちの提案を断ることも重要だと示唆している。音楽業界のリアルな裏側を垣間見ることができる内容となっている。

チャンネル情報

メジャーデビュー、ロッキン等大型フェス出演を経験した平井拓郎が、音楽業界のリアルな裏側を日水金20時に発信。 バンドの現実と成功のウラ側 夢と金の間でもがく表現者への指針 経営者視点の音楽ビジネス 実体験に基づく失敗談や業界のウラ話など、本気で音楽を志す方や好奇心旺盛な方へ届けます。