台風24号と前線の影響 交通に乱れ フェリー欠航・JR運行見合わせ 県内に線状降水帯発生のおそれ
台風24号や、前線に向かって湿った空気が流れ込み、県内では非常に激しい雨が降ったところがありました。5日の昼前にかけて、線状降水帯が発生し大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあります。土砂災害に厳重な警戒が必要です。
台風24号は、奄美市の北西260キロの海上をゆっくりとした速さで西寄りに進んでいて、県内全域が強風域に入っています。龍郷町の手広海岸では高い白波が次々と岩場に打ち寄せていました。
また、奄美市では最大瞬間風速20メートルを超える風がふき、民家2棟の屋根がはがれる被害が報告されています。
県本土でも広い範囲で雨が降りました。
(記者)
「午前10時の鹿児島市。朝から雨が降り続いていますが、先ほどからだんだん雨脚が強くなっています」
通勤通学の時間帯、霧島市では視界が霞むほどの雨の中を車も自転車もヘッドライトをつけて走っています。
鹿屋市吉ケ別府では、4日、9月の観測史上最大となる1時間に72.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。薩摩川内市でも横殴りの雨が地面を叩き、公園には大きな水たまりが。
鹿児島市では、雨水が側溝に勢いよく流れていました。雨は午後になっても断続的に降り続きました。
(記者)
「(4日)午後4時過ぎの鹿児島市です。先ほどから風がだんだん強くなってきた。ごーっという音を立てて風が吹いています。電線や木々が揺れています」
県内には、5日の昼前にかけて線状降水帯が発生し大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。5日夕方までに予想される24時間雨量は、県本土の多いところで200ミリ、種子島屋久島地方で250ミリ奄美地方で180ミリとなっています。
気象庁は、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫に警戒するよう呼び掛けています。
交通にも影響が続いています。5日の欠航が決まっている便もあります。
空の便は、離島便を中心に軒並み欠航となりました。日本エアコミューターによりますと、5日は、県本土と離島を結ぶ便、離島間を結ぶ便で4便の欠航が決まっているということです。
(記者)
「鹿児島市の南ふ頭旅客ターミナル。台風の影響で、種子島・屋久島行のフェリーが欠航の表示が出ている」
海の便は、県本土と離島を結ぶ便のほとんどが欠航。鴨池・垂水フェリーは、4日夕方から全便欠航となりました。フェリー屋久島2や県本土と奄美・沖縄を結ぶクイーンコーラルクロスなどは5日も欠航を決めています。
また、JR九州によりますと、県内を運行する在来線は、肥薩線、日南線、吉都線で終日運行取りやめ。日豊本線は、4日午後8時ごろから国分と都城の間で、指宿枕崎線は、4日午後6時ごろから山川と枕崎の間で最終列車までの運行を取りやめる予定です。5日は、日豊本線の国分と都城指宿枕崎線の山川と枕崎などで終日運行取りやめとなっています。その他の区間でも、本数を減らすなどの影響が出ています。
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