サクラ食い荒らす外来種「クビアカツヤカミキリ」福井で北陸初確認 石川も警戒

サクラやウメ、モモなどの樹木を食い荒らす特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」が8月、北陸では初めて福井県で確認されました。石川県内ではいまのところ生息は確認されていませんが、県は成虫やフンを見かけた際の情報提供を呼び掛けています。
山野之義知事会見(8月21日)「本県ではいまのところ生息は確認されていませんが、発見したら県や市町に情報提供を頂ければ」
8月18日、福井県おおい町で見つかったのは特定外来種に指定されているクビアカツヤカミキリ。体長2.5センチから4センチの光沢のある黒色で、首に鮮やかな赤色があるのが特徴です。
国内では2012年に愛知県で初めて見つかり、福井を含めてこれまでに22の都府県で確認されています。
説明会(8月28日)「まずは被害木を探すことが重要になってくる。重要な手掛かりとなるのが『フラス』という、フンと木くずが混ざったもの」
8月28日、福井市で開かれたのは地元自治体の職員向けの判別説明会。県の職員がクビアカツヤカミキリの幼虫のフンと木くずが混ざった「フラス」は、うどん状で固く、さわってもすぐに崩れないのが特徴と説明しました。
福井県自然環境課・堂本大輔参事「サクラやウメの木を幼虫が食い荒らして枯らしてしまうというような大きな被害をもたらす虫。お住まいの自治体や県にご連絡いただければ確認して対応に当たることになろうかと思う」
県では成虫を見つけた場合はすぐに踏みつぶすか殺虫剤で駆除し、「フラス」を見つけた場合も詳しい情報や写真を自治体に提供するよう呼びかけています。
