西山道隆

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 デイリースポーツの記録担当がプロ野球のさまざまな記録をひもとく新企画「記録の向こう側」(随時掲載)がスタート。今回は育成ドラフト入団からの初1軍出場者を取り上げる。

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 西山道隆は、四国IL・愛媛から05年度育成ドラフト2巡目でソフトバンクに入団した。同リーグ出身者としては、プロ野球選手第1号となった。契約金はなく、年俸は選手最低保障額の440万円からプロの第一歩を刻んだ。

 同僚の小斉祐輔外野手とともに、5月23日に支配下契約書にサイン。育成選手から昇格した、初の例となった。

 西山はさっそく、5月28日の中日戦で救援で初登板を果たす。八回にマウンドに立ったが、いきなり先頭の渡辺に死球を与える。1死一、三塁から福留、ウッズに連続適時打。続くアレックスにも犠飛を許し、あっという間に3失点。川崎の失策が絡んだため、自責点は1点だったが、19球のホロ苦デビューとなった。

 試合後に西山は「気持ちが入って、力みになってしまった。力むと腕の振りが遅くなる」と反省を口にした。

 ソフトバンクからは、10年度育成ドラフト4位の千賀滉大がNPB87勝を挙げメジャー移籍するなど、育成出身の選手が活躍する伝統がある。西山は実働3年で通算7試合、0勝に終わったが、記念すべき存在として名前を残した。(高野 勲)

 答え…西山道隆(ソフトバンク)