【関東で震度5弱】「水が出ない」都内で異変も 都市部で要警戒「長周期地震動」深夜の対応は
23日未明、関東地方で発生した最大震度5弱の地震では、これまでに44人がけがをしています。水道管が破裂した東京・江東区を取材すると、当時、周辺ではある異変が起きていたことがわかりました。
■「悩む暇もなく地震がきた」

23日未明、東京都など1都3県で最大震度5弱を観測しました。
当時、足立区では少しずつ電線が揺れ始め、およそ1分にわたって揺れが続きました。別のカメラでは、ブロック塀が揺れる様子が捉えられていました。
住人
「震度5弱でここまで揺れるかと。これが倒れてきて子どもでもいたら命に関わる。逃げるかなとか、どこかの下に入ろうかなとか悩んだけど、悩む暇もなく地震がきた」
■水道管破裂 異変も…「60年以上住んでいるが初めて」

震度4を観測した江東区では水道管が破裂。マンホールから水があふれ、水浸しになりました。
近隣住民
「大きめで、ものが破裂するようなパンパンパンって音が3回くらいした」
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家の中でも“異変”があったといいます。
近隣住民
「一瞬、家の中の水道水の出が悪くなった。ここに60年以上住んでいるが、こんなこと初めて」
24日、『news zero』がその江東区に改めて行くと…
近隣住民
「蛇口をひねっても水が出ない状態で、ためておいた水をみたら、下の方に若干、茶色い水がたまっていた」
1時間ほどで水が出るようになったということです。
■要警戒「長周期地震動」 2011年の時は…

今回の地震では、1都4県で44人のけが人が確認されています。都心を襲う地震で懸念されているのが、最悪の場合、「死者およそ1万8000人」と想定されている首都直下地震です。
そのイメージ映像では、街が激しく揺れ、建物が倒壊していく様子などが再現されています。
こうした首都直下地震が、今後30年以内におよそ70%の確率で起きるとされているのです。
また、都市部で警戒が必要なのが、ゆっくりとした大きな揺れが長く続く「長周期地震動」です。
2011年、東日本大震災の時の新宿区。ビルが大きくゆっくりと揺れているのがわかります。
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日本テレビ内の映像にも、ロッカーが左右に移動する様子が映っていました。
23日未明に起きた地震でも、東京23区で長周期地震動の階級2が観測されていました。
足立区民
「寝ててもびっくりしたので、大きい揺れ。しばらくしてもずっとゆらゆら揺れていたので、長いなって」
深夜の地震への対応として、防災システム研究所の山村武彦所長は、日頃から枕元に懐中電灯やスマホを置くなど事前の備えを改めて見直したうえで、布団で頭を守るなどまずは安全な場所で揺れがおさまるのを待ってほしいとしています。
■千葉豪雨で誤配信“命の危険”正しく伝わらなかった可能性も

また災害の際、避難行動の指針となるのが、自治体からの情報です。
ところが、今月13日の千葉豪雨では情報の「誤配信」があったことが明らかになりました。
豪雨の当日、千葉市は、最もレベルが高い避難情報「レベル5緊急安全確保」を発令。ただ、市内にいる人のスマホに届いた緊急速報メールには、1つ下の「レベル4避難指示」が届いていました。
「避難指示を発令。対象区域等にいる方は、高い所に避難してください」
職員がメールの文面を作る際、誤って「避難指示」と入力していたということです。
当時、車を含めた屋外での移動は、命の危険を伴う状況だったことが、市民に正しく伝わらなかった可能性があり、千葉市は日本テレビの取材に、「今後は正確な情報を早く伝えられるよう努める」としています。
(8月24日放送『news zero』より)