同世代は共感必至! 体の変化、老後資金の不安…アラフィフ世代の心配を笑って吹き飛ばすコミックエッセイに元気をもらおう!【書評】

【漫画】本編を読む
アラフィフとなると、仕事、健康、お金、老後など考えなければならないことや心配事が増える。一方で服装や見た目などには若いころよりも意識しなくなっていく人も多いだろう。だが『アラフィフさん いらっしゃ~い!』(青沼貴子/KADOKAWA)は、そんなアラフィフ世代といってもまだまだ元気に楽しく過ごせることを、笑いとともに届けてくれるコミックエッセイだ。
本作は子育て漫画『ママはぽよぽよザウルスがお好き』(KADOKAWA)などで多くの共感と笑いを届けてきた青沼氏による、自身がアラフィフに突入したころの毎日を描いたもの。働き盛りと言われる40代を超え、退職、引退といった言葉が頭をよぎる50代。元気なつもりでも、体の変化や第2の人生について考えることが多くなってくる。
そして現代のアラフィフが直面するシビアな現実に直面していく。肩こりや腰痛といった体の不調が続いて通院の回数が増えていくなかで健康のために軽い運動をしようと模索する姿や、夫婦でもらえる年金の金額に驚き、少しでも受給額を増やすために「繰り下げ受給」制度を勉強する姿など、老後への試行錯誤も展開される。だがそれを決して悲観的ではなく、むしろ笑いにして描いているのが本書のいちばんの魅力だ。
年齢による生活スタイルや体の変化を前向きに受け止めていく著者の姿勢には元気をもらえるはずだ。まさにアラフィフの世代の人はもちろん、アラサー、アラフォー世代の人にも手に取ってもらいたい。将来のことに目を背けず、どう元気に過ごしていこうかと考えるきっかけになるだろう。
文=つぼ子
