トリプル台風(18号・19号・20号)が発生中です。また日本の南には熱帯低気圧があり、今後台風に発達する見込みです。台風20号は先島諸島付近を進んでいて、今日23日夕方にかけて線状降水帯が発生する可能性があります。台風18号は26日ごろに沖縄に直撃する恐れがあります。台風による大雨や暴風、高波、高潮に警戒してください。

台風20号の影響で八重山地方では夕方にかけて線状降水帯発生の恐れ

台風20号は午前3時現在、与那国島の北約100キロを時速15キロの速さで南南西へ進んでいます。中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心から半径390キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風20号はこのあとも西寄りに進み、明日24日には台湾海峡に進む見込みです。台風に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、雨雲が発達しています。午前6時現在も先島諸島(竹富島や石垣島など)には活発な雲がかかっています。八重山地方では今日23日夕方にかけて線状降水帯が発生し、大雨による災害のリスクが急激に高まる恐れがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

【雨の予想】
23日に予想される1時間降水量は多い所で
石垣島地方  60ミリ
与那国島地方 80ミリ

24日6時までに予想される24時間降水量は多い所で
石垣島地方  150ミリ
与那国島地方 180ミリ

線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

台風18号は26日に沖縄本島に最接近か

台風18号は23日3時現在、小笠原近海を時速25キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルで中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。

この後は「非常に強い」勢力まで発達し、西寄りに進み、25日には大東島地方、26日には沖縄本島地方、27日には先島諸島に近づく見込みです。

沖縄では明日24日には台風18号の影響が出始め風が強まるでしょう。25日〜26日ごろにかけては一部の建物が壊れてしまうほどの暴風が吹く恐れがあります。また、警報級の大雨や高波、高潮の恐れもあります。

【風の予想】
24日に予想される風向・最大風速(最大瞬間風速)
大東島地方 北東の風 17メートル (30メートル)
25日に予想される風向・最大風速(最大瞬間風速)
沖縄本島地方    北東の風 23メートル (35メートル)
大東島地方  北東のち東の風 35メートル (50メートル)

【波の予想】各地うねりを伴う
23日に予想される波の高さ
小笠原諸島    5メートル

24日に予想される波の高さ
小笠原諸島    5メートル
沖縄本島地方   3メートル
大東島地方    6メートル
宮古島地方  2.5メートル
八重山地方    3メートル

25日に予想される波の高さ
沖縄本島地方  7メートル
大東島地方  11メートル
宮古島地方   5メートル
八重山地方   3メートル

早めに台風への備えを進めてください。

台風19号は日本への影響はなし 熱帯低気圧は今後台風へ発達の見込み

台風19号は23日3時現在、トンキン湾を南西に進んでいます。日本から遠いため直接的な影響はない見込みです。

一方、フィリピンの東には台風の卵である熱帯低気圧があり、今後台風に発達する予想です。発生すれば今月8個目で2020年以来の発生数になります。その後は25日にはアリアナ諸島付近で熱帯低気圧変わる見通しです。

まもなく9月に入りますが、例年9月も台風の発生は多くなります。引き続き、台風への備えを進めておいてください。

高波や高潮に備えて

沿岸部では、台風による高波や高潮の恐れがありますので、次の3つのことに注意しながら、備えることが必要です。

1つめは、何より、高波や高潮の恐れがある海岸周辺には、近づかないようにしましょう。海や船の様子が心配でも、見に行くのは、絶対に止めてください。

2つめは、大潮の時期や満潮時刻を確認しておきましょう。台風による高波や高潮が、満潮時刻と重なると、海岸周辺の道路の冠水や浸水など、被害が大きくなる恐れがあります。

3つめは、安全に行動できるうちに、避難(移動)しましょう。波しぶきが護岸設備を越えて、海沿いの道路に押し寄せると、冠水して通行が危険になる恐れがあります。通行止めや速度規制などの交通情報は、こまめに確認して、早めに避難してください。