静岡・清水港の造船所で船舶火災 溶接・溶断作業中に火が燃え移ったか 作業員1人死亡 9人病院搬送
21日午前、静岡市清水区の造船会社で船が燃える火災がありました。この火事で作業員の男性1人が死亡、9人が病院に搬送されています。
21日午前。静岡市清水区に停泊していた1隻の船。
(カメラマン)
「こちらの船舶では、警察と消防による現場検証が行われています。」
周りには、警察官や消防隊員らが、慌ただしく動く様子も。
事態が発覚したのは、このおよそ3時間前にあった消防への1本の通報でした。
警察と消防によりますと、21日午前9時前、静岡市清水区三保の造船会社 カナサシ重工で“船舶火災”が発生したのです。
現場の近くにいた人は。
(近くにいた人)
「火災だって出ているよってスマホみせてもらって。救急車とか、パトカーとか消防車の音が、もうこちら側の方へ来て。火事だと困るねって話していたけど、交番の中の事故かなんじゃないの?っておしゃべりしていたけど。音は気にならなかったね。煙も見なかったね。」
映像では火は確認できず、燃えた跡も見当たらない今回の火災。いったいどこが燃えたのでしょうか。
(須藤駿介アナウンサー)
「後ろに見えているのが火災のあった船です。現在も消火活動が行われているということですが、その船舶の前の方、消防の方でしょうか。何やら作業をしている様子が確認できます」
燃えたのは船首の底の部分。当時、現場では作業員2人がバーナーなどを使い溶接・溶断作業を行っていて、その作業中に誤って火が男性1人に燃え移ったとみられています。
この火災で1人が死亡。亡くなったのは中国籍の男性作業員とみられています。また、付近で作業していた9人も病院に搬送されましたがいずれも軽傷ということです。
カナサシ重工は報道陣の取材に対し・・・。
「事故の原因などを調査して1週間から10日をめどにホームページでコメントを含めて公表する」
警察は、当時の詳しい状況を調べるとともに会社の管理体制に問題がなかったかも含めて、捜査を進めています。
