KRY山口放送

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まだまだ暑い日が続く中、早くも稲刈りが県内有数のコメどころ山口市阿東で始まりました。

品質や収穫量は良好な一方、生産にかかるコストが上昇する中、コメの価格は下落する見通しです。

山口市阿東の中山ファームはおよそ80ヘクタールでコシヒカリなどを作っています。

ことしは去年に比べ、品質も収穫量も、良好な見通しだということです。

(従業員・柄本みずえさん)
「ことしは雨が少なかったので水管理は大変だったんですが今のところ病気や害虫などの目立った被害もなく無事に収穫を迎えることができてほっとしています」

ただ、順調な収穫とは裏腹に、生産コストが全体的に上がっているといいます。

(従業員・柄本みずえさん)
「農機具や資材、燃料など全体的に3~4割上がっているので大変です」

もうひとつの懸念がコメの販売価格です。

中山ファームは令和7年産のコメを30キロの玄米で1万8000円で販売しました。

しかし、ことしの価格は…

(従業員・柄本みずえさん)
「ことしは3割~4割下がる見通しです」

農林水産省によりますと、政府が備蓄米を放出したことなどを背景に、ことし2月以降、コメの販売価格は下落しています

現在、5キロあたり3220円で去年の同じ時期に比べおよそ500円安くなっています。※全国平均

全国的な価格下落傾向を踏まえ中山ファームでもコメの販売価格を下げる方針です。

生産コストが上がる一方、販売価格は下がり生産者にとって厳しい状況となっています。

従業員・柄本みずえさん
「こういった状況なんですが愛情をこめて育てた中山ファームのお米を是非皆さんにお腹いっぱいに食べていただきたい」

中山ファームでは、順調にいけば、8月21日午後にも新米を「米の駅あとう直売センター」で販売するということです。