3回1死一塁、横浜は先発・織田翔希(右)がマウンドを降り、小林鉄三郎と交代する (カメラ・豊田 秀一)

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◆第108回全国高校野球選手権大会第14日 ▽準決勝 智弁和歌山7―1横浜(20日・甲子園)

 18年ぶりに4強入りした横浜(神奈川)が準決勝で、智弁和歌山に逆転負け。渡辺元智元監督が指揮を執り、エース・松坂大輔を擁した1998年以来、28年ぶりとなる夏の頂点には届かなかった。

 先制は横浜だ。初回1死から2番の田島陽翔二塁手(2年)が右前安打を放ち、3番の池田聖摩遊撃手(3年)の投ゴロは二塁への悪送球を誘い、1死一、二塁のチャンスを迎えた。ここで4番の川上慧三塁手(2年)が中前適時打を放ち、1点を先取した。

 だが3回。先発した今秋ドラフト1位候補の最速157キロ右腕・織田翔希(3年)が智弁和歌山打線につかまった。3回無死一、二塁、4番の山田凜虎捕手(3年)にレフトへ適時二塁打を浴び、同点に追いつかれると、なおも無死二、三塁。5番の楠本龍生二塁手(3年)に投じた2ボールからの3球目、152キロの低めストレートを右翼席に運ばれた。勝ち越しの3ランを被弾するなど、2回1/3を8安打4失点KO。エースの早期降板に甲子園は騒然となった。

 横浜は2番手の小林が7回に3失点。ビハインドを6点に広げられると、智弁和歌山のエース右腕・和気匠太(3年)に8回1失点の好投を許した。夏の頂点を目指す戦いは夢破れ、織田らナインは涙を流した。