猛暑で渇水、ダムの水位低下し“幻の橋”や“旧庁舎の屋根”が出現 「こんな姿と想像つかない」 早明浦ダムでは取水制限開始
列島各地で危険な暑さになり、各地のダムでは異変が起きていた。水位が大きく低下し、深刻な渇水状態となっている。
カラカラに乾き地肌むき出しに
今、猛暑が列島を襲う中、各地のダムが“渇水”でピンチを迎えている。
リポート:
私が今、立っている場所は、通常ですと湖の水の中となっている場所です。
取材班が向かったのは、岐阜・白川村にある御母衣(みぼろ)ダムだ。
本来なら水がなみなみと張っているはずだが、今はカラカラに乾き、地肌がむき出しになっている。
許可を得た上でドローンを飛ばし、川の上流を空から見てみると、草原のような場所が広がり、水が少なくなっているのが分かる。
リポート:
昔、集落で使われたものでしょうか。橋もあります。
水が干上がり、橋のような形になっている道が露わになっていた。
観光客もこの“異変”に「こんな姿と想像がつかない。いつもはなみなみと(水が)ある。山にも水が少ないのかなあ…」と驚きを隠せない。
下流への放水が難しくなる最低水位まで、あと4メートルに迫っていた。
富山河川国道事務所・河村陽一副所長:
直近10年間の平均と比べて、約40mくらい(水位が)下がっている。御母衣ダムの流域内の少雪少雨であったことが原因。
渇水でカヌー体験打ち切り
一方、富山県と岐阜県の県境にある“桂湖”(境川ダム)でも渇水の影響が出ていた。
雨が少なく湖の水がどんどん減少し、貯水率は32.1%まで低下。
この渇水によって、夏に人気のカヌー体験は、約1カ月前倒しで打ち切られる事態になった。
普段は見えない旧庁舎の屋根が…
さらに、高知県にある早明浦(さめうら)ダムでは、普段は見えない旧庁舎の屋根が水面に現れた。
早明浦ダムでは19日から取水制限が開始された。
