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福岡県八女市の星野川では7月までに水難事故が相次ぎ、2人が亡くなりました。これを受けて8月18日、専門家が現地に入り、事故の原因などを調べました。

■荒木健太郎記者
「事故があった川では、調査員が泳いで川の深さなどを調べています。」

福岡県八女市上陽町の星野川では、ことし6月に男子高校生が、7月に21歳の男性が亡くなる水難事故が発生しています。

これらの事故を受けて18日、大学教授などで組織する水難学会の5人が、事故現場周辺の川の構造などを調べました。

調査の結果は。

■水難学会・斎藤秀俊理事
「一つは、急な深みがあるが、底に落ち込むときの川底の角度がものすごくきついということです。」

岸から進むと川底が急に深くなり、深みから抜けようとしても足場が崩れやすいことが分かりました。

■水難学会・安倍淳理事
「1メートル60から70センチぐらいのところから、一歩横に入っただけで頭が沈むので、たぶんこういうことが原因だったのではないかな。」

死亡した2人が見つかった場所も、急に深くなる地形だったということです。

また、事故現場付近は、岸が水面よりもかなり高い位置にあるため、川から見上げた時にのけぞるような体勢になり、バランスを崩しやすいことも要因の一つとみられています。

では万が一、川で溺れそうになったときの対処法は。

■水難学会・安倍淳理事
「まずリラックスして、空気をいっぱい吸い込んでバランスをとることが重要です。」

効果的なのは「背浮き」です。

力を抜き、大きく息を吸って手足を広げて浮いて待つことがポイントです。

■水難学会・斎藤秀俊理事
「水位があったから溺れたというわけではなくて、きょうみたいに水位が低くても当然、溺れる。そういう深さを持っている。」

水難学会は「川は急に深くなる場所が多く、見た目よりも危険だということを認識してほしい」と呼びかけています。