YouTubeチャンネル「バンドマンしか知らないセカイ」が、「【バンドブーム史】1990年代・00年代・10年代・20年代…生存戦略が激変していた件|2030年売れるバンドは?未来予想も知らないと大損」と題した動画を公開した。本動画では、株式会社ミライ企画代表の平井拓郎氏が1990年代から現代までのバンドシーンの歴史を紐解き、これからの時代で売れるための生存戦略について解説している。

平井氏はまず、1990年代を「不良の文化」と定義する。THE BLUE HEARTSやBOØWYなどを挙げ、当時の若者に刺さっていたヤンキー文化がパッケージとして存在していたと指摘。音楽番組やドラマにも不良の要素が反映されていた時代だと語る。

続く2000年代は「前時代の真逆」と表現し、BUMP OF CHICKENやASIAN KUNG-FU GENERATIONなどの等身大で内省的な「メガネロック」が台頭したと解説。また、Hi-STANDARDの影響でDIY精神が広がり、地方のバンドが自分たちでツアーを回る文化が確立された点にも言及した。

2010年代については「フェスの一般化」をキーワードに挙げる。特別なイベントだったフェスが一般層にも浸透し、ONE OK ROCKなどに代表されるライブでのパフォーマンス力が圧倒的なバンドが支持を集めた。同時に、DTMの進化により個人で質の高い音楽制作が可能になった転換期でもあるという。

そして2020年代は、Mrs. GREEN APPLEなどが活躍する一方、藤井風やVaundyなど一人で全てをこなすアーティストが台頭。平井氏は「ちょっと残念ながらロックバンドであるっていうフォーマットはデメリットが多くなってる」と現状を分析し、クラウド経由でのデータのやり取りや、複数人で分業する「コライト」が主流になっていると語った。

最後に2030年代の未来予想として、オンラインでのセッションやAIを活用した曲作りがより身近になると予測。時代の変遷とともに形を変え続ける音楽シーンにおいて、トレンドを把握した柔軟なアプローチが求められると結論付けた。

チャンネル情報

メジャーデビュー、ロッキン等大型フェス出演を経験した平井拓郎が、音楽業界のリアルな裏側を日水金20時に発信。 バンドの現実と成功のウラ側 夢と金の間でもがく表現者への指針 経営者視点の音楽ビジネス 実体験に基づく失敗談や業界のウラ話など、本気で音楽を志す方や好奇心旺盛な方へ届けます。