健康寿命は運動だけでは延びない!? カギは「口の機能維持」と菌対策だった

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健康寿命を延ばしたいなら「口の機能維持」と「菌対策」が必須

口の衰えを見逃さず、口腔機能の維持に努めよう

 ここまで、私たちの健康な毎日のために、口がどれほど大切な役割を果たしているかをお伝えしてきました。これから先も自分らしく、元気に生きていくために絶対に欠かせないこと。それが、「日常のささいな衰えに気づいてオーラルフレイルを予防すること」と、「むし歯や歯周病の原因となる口内細菌への対策をしっかりと行うこと」です。この「口の機能維持」と「徹底した菌対策」という両輪が揃って初めて、私たちは何歳になっても自分の歯で、いつまでもおいしく食べ続けることができるのです。

 本書では、この両輪を無理なく回していくための具体的なアプローチをたくさん散りばめています。例えば「口の機能」を守るために、舌の筋力が落ちていないか、舌が上あごの正しい位置についているかをチェックします。さらに、しっかりと「噛む力」を取り戻すためにアーモンドやタンパク質をよく噛んで食べる習慣をつけたり、「唾液の量」を増やすためにリラックスして唾液腺マッサージにチャレンジするなど、簡単かつ、楽しく実践できることばかりを紹介しています。

 こうした小さな取り組みの積み重ねが、「健康寿命」を確実に、そして豊かにのばしてくれるはずです。たかが口、されど口。ぜひ今日から、毎日のセルフオーラルケアを意識してみてください。

口と歯の健康を守って健康寿命を延ばそう

口腔機能の維持

【舌の筋力】

・舌が上あごについているかをチェック
・舌の筋トレのチャレンジ

【嚙む(咀しゃく)力】

・アーモンドにチャレンジ
・タンパク質をよく噛んで食べる

【飲み込む(嚥下)力】 【唾液の量】

・唾液腺マッサージにチャレンジ
・ストレスをためずにリラックス
・たくさん噛む

歯の維持

【むし歯を予防】

・歯を溶かさない食事法
・歯垢(プラークをしっかりと落とす)

【歯周病を予防】

・悪玉菌を口の中で増殖させないために、歯みがき、舌みがきを欠かさない
・よく噛んで唾液をしっかりと出す

なんでも食べることができる口を維持する

\健康寿命が延びる//

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 口と歯の話』著:栗原丈徳、栗原毅

【著者紹介】
栗原ヘルスケア研究所 所長 栗原丈徳(くりはら・たけのり)
1982年、東京都生まれ。歯科医師。鶴見大学歯学部卒業。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科中退。日本抗加齢医学会、日本咀嚼学会、日本摂食嚥下リハビリテーション学会などの会員。「予防歯科」「食と健康」をテーマに活動している。特に「口の健康と全身疾患との関連性」について大学や介護施設などで積極的に講演も行っている。『内科医と歯科医が教える 病気知らずの食べ方 みがき方』(日東書院)、『体が勝手に痩せはじめる おくち美化習慣』(KADOKAWA)など、監修書・著書多数。
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栗原クリニック東京・日本橋 院長 栗原 毅(くりはら・たけし)
1951年、新潟県生まれ。北里大学医学部卒業。前東京女子医科大学教授、前慶應義塾大学大学院教授。現在は栗原クリニック 東京・日本橋の院長を務める。日本肝臓学会肝臓専門医。治療だけでなく予防にも力を入れている。血液サラサラの提唱者のひとり。『1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法』(日本文芸社)、『ズボラでもラクラク! 内臓脂肪がスルッと落ちる 超悪玉コレステロールも減らす 自宅でできる名医のワザ!』(三笠書房)など監修書・著書多数。