「アッレグリで楽しいわけがない」なんて誰が言った? ナポリがプレシーズン最終戦で6発快勝、3つのシステムを使い分け デ・ブライネも「笑顔を取り戻した」と伊紙報道
「アッレグリのサッカーは楽しくない」――そんなイメージを覆すようなパフォーマンスを、ナポリがプレシーズンで見せている。
ナポリは12日、ギリシャのアリス・テッサロニキとのプレシーズンマッチに臨み、6-2で快勝。ロレンツォ・ルッカとケビン・デ・ブライネがそれぞれ2ゴールを挙げるなど、攻撃陣が躍動した。
イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は、この試合について「アッレグリで楽しいわけがないなんて誰が言った?」と表現。プレシーズンの一戦ではあるものの、ナポリが新たなスタイルを見せたことを高く評価している。
守備では大きな混乱を招かず、攻撃では多くのチャンスを創出。フリーキック等で2失点こそ許したものの、相手に決定的な場面をほとんど与えず、6ゴールを奪う攻撃力も披露した。
そして、この試合で特に輝きを放ったのがデ・ブライネだ。
後半からピッチに入ったベルギー代表MFは攻撃の中心として存在感を発揮。マッテオ・ポリターノのアシストから1点を決めると、さらにジオヴァーニの右サイドからの折り返しを受けて追加点を奪い、2ゴールを記録した。その他にもルッカの2点目につながるポスト直撃のシュートを放っている。
同紙はデ・ブライネをナポリにとっての「最大の戦力」と評価し、「キング・ケビンが再び笑顔を取り戻した」と伝えた。試合前にはベンチでアッレグリ監督と笑顔で会話する姿も見られ、ピッチに入ってからも積極的にプレイに関与したという。
一方、スコット・マクトミネイやアミル・ラフマニらも好プレイを見せ、ナポリは新シーズンに向けて上々の仕上がりを披露。アッレグリ監督にとって、求めていたものを得る格好のテストとなった。
もちろん、プレシーズンの試合である以上、この試合だけで新生ナポリの完成度を判断することはできない。それでも、複数のシステムを変幻自在に使い分けながら攻守のバランスを保ち、6ゴールを奪ったことは、新シーズンに向けた明るい材料となった。

