外交部、中国の政治的圧力を厳正に非難 長崎式典での座席配置に「遺憾」/台湾
式典では台湾代表団の座席が外交団エリア外に配置された。台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)は、長崎市が座席配置によって「台湾の国家としての尊厳と地位を傷つけた」と指摘。李逸洋(りいつよう)駐日代表(大使に相当)や駐日副代表2人は式典を欠席し、陳銘俊(ちんめいしゅん)駐福岡弁事処長(総領事に相当)が代理で出席した。
昨年の長崎の式典で台湾は国際非政府組織(NGO)エリアの席に案内されていた。
台湾は昨年から広島と長崎の平和式典に参列している。広島の式典では今年も昨年に引き続き、台湾代表団の座席は外交団エリアに設けられた。
外交部は、広島市が台湾代表団に高規格の待遇を与えたことに感謝を表明し、今後も適切なルートを通じて日本側に台湾の立場を説明し、待遇改善を図っていく方針を示した。
与党・民進党の林楚茵広報担当は10日の記者会見で、記者からの質問に応じ、台湾は中国の圧力や妨害に直面しているものの、「台日間の友情は中国の介入によって亀裂を生じさせるべきではない。仲を引き裂こうとする者はこの時を待っているのだ」と述べた。
(王揚宇/編集:名切千絵)

