【森雅史の視点】2026年8月9日 J1リーグ第1節 東京ヴェルディvs川崎フロンターレ
J1リーグ第1節 東京V 1-1 川崎F
18:04キックオフ 味の素スタジアム 入場者数27,452人
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ここまでの第1節を研究したのだろうか。両チームはペースを上げすぎることなく試合に臨み、そのため緊迫した試合になった。前半は川崎がじっくりボールを握り、東京Vが凌ぐ展開になった。ともに高い集中力を見せていたのだが、後半立ち上がりに東京Vがいきなり牙を剥く。身体を張った逆襲から川崎ゴールに迫り、波状攻撃から溝口修平が押し込んで先制点を奪った。川崎は次々に交代選手を投入し点を取り返そうとするものの東京Vは鋭いカウンターで攻め返す。「2点目が取れなかった」と城福浩監督が嘆くように、このチャンスをものにできなかったのが最後に響いた。90+6分、東京Vの混乱を見逃さなかったラザル ロマニッチが蹴り込んで劇的な同点に。両者全力を尽くした試合は引き分けに終わったが、何よりよかったのはフェアな清々しい戦いが繰り広げられたことだろう。
森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート

森雅史(もり・まさふみ)
