イタイイタイ病 新たな患者・要観察者なし
神通川流域で発生した公害病、イタイイタイ病の患者かどうかを調べる県の公害健康被害認定審査会が、きょう、富山市で開かれました。新たな患者の認定や要観察者の判定はありませんでした。
公害健康被害認定審査会は、イタイイタイ病の患者と将来、患者になることを否定できない要観察者かどうかを判断しています。
今回は、患者認定を求める申請がありませんでした。
また、該当者に行われている精密検診の結果、新たに患者認定された人と要観察者に相当とすると判定された人のどちらもいませんでした。
これは、1967年から始まった県の制度で、これまでに認定された患者は201人、要観察者は345人です。
イタイイタイ病をめぐっては、要観察者で最後の存命者だった女性が去年3月に亡くなり、認定患者の存命者もおととし8月に亡くなっていて、ともに存命者はいません。
