川口被告(左)と弁護士

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北海道江別市で2024年10月、男子大学生が男女6人から集団暴行をうけ死亡した事件で、強盗致死などの罪で起訴された川口侑斗被告に対し、札幌地裁は2026年8月7日、無期懲役の判決を言い渡しました。

また、当時17歳の少年に対して懲役30年の判決を言い渡しました。

2人はいずれも起訴内容を認め、“量刑”が裁判の最大の争点となっていました。

8月3日の裁判で論告・弁論が行われましたが、あわせて被害者遺族による意見陳述が行われました。

【父親の意見陳述】(代読)

「なぜうちの息子がこんなことになったのか今でも分かりません」

「この事件の主犯格は間違いなくお前だ」

「人間として最悪のクズ野郎だ」

「無念で許せません」

「死刑か無期懲役しか考えられません」

【母親の意見陳述】(代読)

「息子を何度も何度も謝罪させ、まるで殺人のような暴行を与えた」

「息子が何をしたんですか、迷惑をかけたんですか」

「なぜこんなひどいことができるのか」

「息子が最後の力を振り絞り動いた姿を嘲笑った、まだ侮辱するのですか」

「息子の無念を晴らすためにも極刑を望んでいます」

【姉の意見陳述】

「どうして殺されなければいけなかったのか全く理解できません。」

「どんな気持ちで死んでいったんだろう。痛かったよね、寒かったよね。」

「心の底から許せません。弟があなたに何をしたんでしょう。」

「彼は八木原と会う前、スケジュールに誠意をもって会うと書き記していた、自分自身に言い聞かせるように会いにいったのです」

「(大声で)弟は喧嘩をしにいったのではありません」

「弟が心に決めていた誠意は踏みにじられ、川口は弟に謝罪を強要しました」

「本来あなた自身が土下座をして謝罪するくらいの覚悟が必要じゃないかでしょうか」

(語気を強めて)「全く誠意と覚悟が感じられません」

「私たち家族は事件の日を境に人生が変わりました」

「川口が果たした役割は極めて重大です」

「生涯をかけても償うことはできないと思います」

「川口に対して極刑を強く望みます」

川口被告は下向き、下唇を噛みながら聞いていました。

傍聴席には泣いている人が多数いました。

そして、8月7日に開かれた判決公判で、札幌地裁はー

「川口被告が暴行を加えたことが事件の端緒となり、共犯者に指示して暴行を誘引した」

「面識のない被害者への暴力は、もはや理不尽以外の何物でもない」

などとして、主犯格の川口被告に対し求刑通り無期懲役を、少年に対しても求刑通り懲役30年を言い渡しました。

一連の事件で起訴された6人のうち、5人に対する判決が言い渡されました。

一方、長谷さんと交際していた八木原被告の裁判の日程はまだ決まっていません。

※STVでは今回の裁判の「特定少年」について、事件の重大さや社会的影響などを総合的に判断し、実名で報道しています。