不動産投資において、最初の一棟をどのような規模で選ぶかが、その後の資産拡大のスピードを大きく左右するという指摘がある。順調に利益を積み上げているように見える投資家でも、二棟目以降でつまずくケースは少なくない。不動産投資アドバイザーの木村洸士氏は、この一棟目の選び方にこそ成功と停滞を分ける分岐点があると語る。
 
木村氏によれば、初心者が陥りやすいのは、立地の良さや設備の充実、利回りの高さといった表面的な条件だけで物件を選んでしまうことだという。しかし金融機関が実際に見ているのは、物件の評価だけではない。空室をどれだけ埋められているか、返済を安定して続けられているか、そして資産と負債のバランスが崩れていないかといった、経営者としての実績そのものだと木村氏は説明する。一棟目で本当に手に入れるべきは、物件そのものではなく次の融資につながる「信用」だという視点が、動画全体を貫くテーマだ。
 
動画内では、同じ自己資金を持つ二人の投資家を例に、対照的な買い方が紹介される。一方は規模の大きな物件に自己資金の大半を投じ、もう一方は物件の規模を抑えて手元に資金を残した。木村氏は、この二つの買い方によって金融機関からの評価に明確な差が生まれることを、資産と負債の見え方という観点から解き明かしていく。規模の大きさそのものよりも、資金の残し方や物件数の積み上げ方が、次の融資の通りやすさを左右するというのが、この事例が示す論点であり、一棟だけに全力を注ぐのではなく複数の物件へ分散していく発想が、信用を積み上げる近道になるという見方も示されている。
 
番組終盤では、木村氏自身が手がけた事例として、神奈川県の新築物件を利回り7パーセント、ほぼフルローンとなる97パーセントの融資で購入したケースも紹介され、規模の大きな物件を選ぶ際に何を手元に残しておくべきかという実践的な内容も語られた。木村氏は最後に、一棟目を買うこと自体をゴールにしてしまうと、目先の安心感で判断を止めてしまいやすいと指摘した。不動産投資でこれから資産を積み上げていきたい人にとって、二棟目以降を見据えた一棟目の選び方を見つめ直すきっかけとなる内容だ。

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会社員から24棟家賃年収5000万円を実現し独立。 現さくらいふ株式会社 代表取締役。他4社経営。 不動産投資歴は15年、主催する不動産投資セミナーは[5年で10000人]が受講。 唯一無二のスキルをもつ業界の有名講師・きむ兄(木村 洸士)が 不動産投資を志す方に役立つ情報をお伝えしていきます!