気象予報士の松浦悠真氏が、YouTubeチャンネル「マニアック天気」にて「【8月上旬も酷暑】各地で危険な暑さ 台風次第では長期化も|早期天候情報」と題した動画を公開した。動画では、7月27日に発表された高温に関する早期天候情報に基づき、8月上旬に予想される40度級の酷暑とその原因について詳しく解説している。

松浦氏はまず、今回の早期天候情報について、「平年の値が最も高い時期に出る高温に関する早期天候情報ということで、かなり注意が必要」と警鐘を鳴らす。対象地域は北日本から東日本の日本海側、西日本、南西諸島と広範囲に及んでおり、特に北海道でプラス3度以上、東北の日本海側でプラス2.6度以上と、北日本においてかなり高い基準が設定されているという。

なぜこれほどの高温になるのか。松浦氏はその理由として、北極付近の極渦の影響により中緯度帯の高度が全体的に高くなっていること、さらに日本の南東に位置する熱帯擾乱(台風13号や14号候補となる低圧部)の影響で、日本付近のサブハイ(太平洋高気圧)が強まることを挙げた。

この気圧配置の中で特に注目すべきは、低圧部が東から西へ進むという特異なパターンである。松浦氏は「東からやってきてフェーンが効くということは、ちょっといつもよりも違う地域でフェーンが効いて、顕著な高温になるという可能性もある」と指摘。「慣れない暑さに対して結構警戒が必要なんじゃないかな」と見解を述べた。

実際の予想気温を見ると、早期天候情報の対象期間である8月2日以前の7月31日にも、名古屋で39度が予想されるなど、40度以上の酷暑日となる地域が出る見込みだ。さらに台風の進路予測には幅があり、その動き次第では暑さが長引く期間や影響を受ける地域が変化する可能性もあるという。8月上旬も続く危険な暑さに向け、日々の天気予報のチェックと入念な体調管理が求められる。

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