6月末のコメ民間在庫量、適正水準を大幅に上回る見通し…さらなる価格下落につながるとの見方も
農林水産省が今年6月末のコメの民間在庫量について、過去最大の243万トンになる可能性があると見込んでいることが24日、わかった。
適正水準とされる180万〜200万トンを大幅に上回る見通しだ。昨年までの需給逼迫(ひっぱく)を受け、主食用米の生産が拡大したことなどが影響しており、コメ価格のさらなる下落につながるとの見方もある。
28日の「食料・農業・農村政策審議会」(農相の諮問機関)の食糧部会で、農水省が提示する見通し。今年3月時点では、6月末の民間在庫が221万〜234万トンになると見込んでいたが、さらに在庫が積み上がる見通しとなった。
コメの価格は下落基調となっており、農水省が24日に発表した全国のスーパーで13〜19日に販売されたコメ5キロ・グラムあたりの平均価格は、前週より30円安い3373円だった。値下がりは4週連続で、2024年9月30日〜10月6日(3318円)以来、およそ1年10か月ぶりの低水準となった。
平均価格はスーパー約1000店の購買データを基に算出されている。在庫水準の高さなどを背景に、2000円台で販売する動きも出てきている。

