ABS秋田放送

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北秋田市で特産の夏セリの収穫が最盛期を迎えています。

夏に栽培するのはかなり珍しいと言われるセリ。

今年も品質よく仕上がっていて、生産者は「シャキシャキとした食感と香りを楽しんでほしい」と声を弾ませています。

北秋田市綴子の田子ヶ沢地区です。

山あいの涼しい気候と豊富な冷たい沢の水を生かして、暑さに弱いとされるセリを夏の間も栽培しています。

木の陰になっている斎藤光幸さんの畑も、直射日光があたりにくく気温も下がりやすいことから、セリの栽培に適しているといいます。

今月1日に始まった収穫は、いまが最盛期です。

今月中旬以降は雨や曇りの日が多く日照時間も少ないため、セリにとっては、まさに恵まれた天候で今年も品質よく仕上がっているということです。

収穫したセリは大量の水で泥や枯れた葉、それに余計な根っこなどを手作業で、取り除いていきます。

綴子の「夏セリ」は、かつて田子ヶ沢地区の多くの農家が栽培していました。

しかし、少子高齢化と人口減少で次々と担い手が減り、いま栽培しているのは、斎藤さんを含め2軒だけです。

斎藤さんは「地域の伝統野菜を絶やさないように」という思いも込めながら、連日、作業にあたっています。

斎藤光幸さん
「すべてが手作業で大変ですけど、喜んでくれる皆さんが待ってますからそれを励みに頑張っています」「セリの食感のシャキシャキしたのとそれから香りを楽しんでもらえればありがたいです」

綴子の「夏セリ」の収穫は来月いっぱい続き、県内のスーパーや北秋田市の直売所で販売されます。

※7月24日午後6時15分のABS news every.でお伝えします