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全国的にも暑いことで知られる大分県日田市で、暑さを逆手にとり、涼しさで魅力を発信する新たな取り組みが始まりました。

【写真を見る】“暑い”を逆手に温泉施設に「氷風呂」登場 スイカかき氷、進撃カフェ…大分県日田市が“涼”発信

全身から汗…暑い日田

浴槽に次々と投入される大量の氷。日田市で創業43年の温泉施設「源泉屋」がこの夏新たに氷風呂のサービスを開始しました。

番頭 森寄幸さん:
「7月になって連日、日田が暑い暑いって報道があるんですけど、冬場に比べると半分くらいにぐっと客が少なくなるんですよ。氷風呂も始めたらもっとお客さん来てくれるかなと」

今年も日中の最高気温が日本一になった日が5曜日あるなど、暑いことで知られています。

(観光客)「曇りなんだけどすごい暑いなと思います」「むしむししたもわっとした感じの暑さだなって思います」「全身から汗が吹き出すような感じですね」

「氷風呂」気温40度以上で入浴料金40円

市内での外国人の宿泊客数は、去年4月と5月は前年から3割増加しているのに対し、真夏の7月と8月は逆に3割減少しています。観光施設では、この夏場の外国人客の落ち込みが課題となっています。

「源泉屋」の氷風呂は、仮設浴槽の中に、バケツ一杯100円で氷を購入する仕組みです。

(大倉三奈記者)「全身がとっても冷たいです。出たあとも体がひんやりとして涼しく感じられます」

さらに日田市の最高気温が40度以上の酷暑日になった場合、通常650円の入浴料金が40円になります。

番頭 森寄幸さん:
「汗をかいたあとの体を温泉で癒していただくと、とっても気持ち良いんですよね。大分県内にたくさん温泉ありますので、いろんな温泉を楽しんでほしい。夏こそ温泉です!」

日田スイカを使ったかき氷

一方、中心部のJR日田駅前で、観光客の涼みどころとなっている「進撃の日田カフェ」。作者の諌山創さんの出身地で、人気漫画の世界観に浸ることができるとあって、韓国や台湾などから大勢の外国人客が訪れます。

今年4月末にリュニーアルし、混雑を避けるため、2階フロアが新設されました。以前と比べて座席数が増え、暑い日でも屋内のカフェで涼むことができます。

また、市内にあるカフェ「琴音庵」では定番のひんやりスイーツが登場。期間限定で特産の日田スイカを使ったかき氷を提供しています。お好みで塩をふりかけて楽しめます。

(大倉三奈記者)「濃厚なヨーグルトの酸味とスイカの果汁がマッチしています。とってもおいしいです」

日田市観光協会 用松太一さん:
「どうしても気温ばっかりは人間の力ではどうしようもないので、できるだけ楽しめて涼を感じてもらえる食べ物やイベントができれば良いなと思います」

市は、このほか中津江村の鯛生金山や天瀬町の桜滝などでも“涼しさ”を発信します。日本一とも言われる暑さも実感しながら「涼しい日田」をめぐってみてはいかがでしょうか。